五社協定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/23 23:01 UTC 版)
五社協定（ごしゃきょうてい）は、日本の大手映画会社5社の松竹、東宝、大映、新東宝、東映が1953年（昭和28年）9月10日に調印した専属監督や俳優らに関する協定。後に日活が加わり、新東宝が倒産するまでの3年間は六社協定となっていた。1971年（昭和46年）をもって五社協定は自然消滅した。
注釈
- ^ 9月末という説もある。[要出典]
- ^ 東宝の加山雄三、大映の中村玉緒などが常連だった。
- ^ 夏休み、正月等の時期に向けて、一定数の一般作品も製作。
- ^ 作品によっては東宝系列の撮影所や映画制作会社の東宝映画が担当する作品もあったが、それでも外部事業者が製作費の大半を出資し、東宝自体は少額出資の作品が殆どである。それ以降の東宝グループが完全に自主製作した作品はゴジラシリーズなど、少数派となった。
- ^ フィルム撮影のテレビドラマ。
- ^ 同時期に自主制作した毎日放送の『仮面ライダー』が第二次怪獣ブームや変身ブームの起爆剤となるほどの社会現象となり、この分野に関しても積極的になった。
- ^ 現在の東映アニメーション。
- ^ 当時。
- ^ 山本は『彼岸花』、司は『秋日和』。
- ^ 関西、大阪。
- ^ アカデミー賞のアカデミー国際長編映画賞は、各国がそれぞれ1作品を選出し参加登録する。
出典
- ^ a b 高橋惠子「引退撤回、そして大映が倒産」『東スポWeb』東京スポーツ、2012年12月7日。2013年4月6日閲覧。オリジナルの2013年5月15日時点におけるアーカイブ。
- ^ 金田信一郎「テレビはなぜ、つまらなくなったのか スターで綴るメディア興亡史」『日経ビジネス』、日経BP社、2006年、211-215頁、ISBN 4822201589。
- ^ “【岡田茂・東映相談役】テレビとＸヤクザ、2つの映画で復活した”. 日経ビジネス (2006年2月3日). 2006年7月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ 『映画年鑑-戦後編19-1958年版』日本図書センター、1999年、251頁。
- ^ 『映画年鑑-戦後編20-1959年版』日本図書センター、1999年、199頁。
- ^ 第9回「フジテレビ物語（前編）」
- ^ “大河”と呼ばれるドラマの誕生 - マンガで読むNHKヒストリー
- ^ 「(P)協会設立に貢献大！ 藤本さんを偲ぶ会盛会」『AVジャーナル』1991年6月号、文化通信社、104頁。
- ^ 「五社協定で映画界追放 山本富士子“引退寸前”もテレビで復活」『』日刊ゲンダイDIGITAL、2018年6月20日。オリジナルの2021年5月6日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「あの日あの時 時代の証言」『京都新聞』、2010年2月9日 - 2010年2月15日。
- ^ 「私の記念碑：劇団民芸 樫山文枝／5 演じることは映画も一緒」『毎日新聞』2021年12月7日。
- ^ 松田美智子「三船敏郎の栄光とその破滅」『文藝春秋』2013年11月号。
- ^ 『サムライ 評伝三船敏郎』文藝春秋、2014年。
- ^ 「【惜別】「裕ちゃん」が打ち破った五社協定 石原プロ58年の歴史に幕」『』デイリースポーツ online、2021年1月16日。
- ^ 世紀の傑作『黒部のい太陽』で5社協定に挑んだ三船敏郎と石原裕次郎
- ^ 「「横山ホットブラザーズ」が吉本興業入り!」『Sponichi Annex』スポーツニッポン、2011年3月1日。2013年4月6日閲覧。オリジナルの2014年8月11日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「北野武、日本の映画賞を批判「信じられないような映画が受賞する」「独立系のいい映画撮るやつは酷い目にあってる」」『ABEMA TIMES』ABEMA、2023年11月23日。2024年1月1日閲覧。
- ^ a b “映画「新聞記者」、日本アカデミー賞“三冠”で思い出す「北野武監督」の苦言”. デイリー新潮. 新潮社 (2020年3月13日). 2024年1月1日閲覧。
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