二度目の航海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 08:44 UTC 版)
「バジル・リングローズ」の記事における「二度目の航海」の解説
帰国したリングローズだったがわずか1年半で再び航海に出かけ、1683年10月、スウォン船長のシグネット号で南海に向かった。数か月後に同じくスウォンの部下となったダンピアは「彼はこの航海に気がなかったが、食うに困ってやむなく引き受けた」と記している。 スウォンの一味はバッカニアたちと同盟を結んでスペイン人の町を襲撃し、メキシコ沿岸のサンタ・ペカケという小さな町を占領した。この掠奪の最中、武装したスペイン人たちが近くまで迫っていると聞いたスウォンは部下たちの半分に掠奪品を持って停泊地に戻らせたが、彼らはスペイン人の待ち伏せにあって殺されてしまった。この中にリングローズも含まれていたのである。彼は32か3の若さで生涯を終えた。
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