事業者の遷移
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/15 15:06 UTC 版)
1921年9月、天竜川水力電気は周辺事業者の合併を続ける名古屋市の関西電気(旧名古屋電灯、1922年6月東邦電力へ改称)と合併契約を締結、翌1922年(大正11年)2月同社へ吸収された。東邦電力時代の1923年(大正12年)8月に豊根発電所が立地する豊根村に対し発電所からの配電が開始されている。 1930年(昭和5年)8月、東邦電力は自社の豊橋など東三河地区の事業を、西三河で事業を展開する岡崎電灯と統合し、中部電力(岡崎)を設立する。これに伴い豊根発電所も中部電力に移管されるが、1937年(昭和12年)5月に東邦電力が中部電力(岡崎)を合併したため東邦電力の手に戻っている。5度目の帰属変更は1942年(昭和17年)4月で、電力国家管理政策により付近の西渡発電所などとともに日本発送電へと出資された。 太平洋戦争後の電気事業再編成に伴い1951年(昭和26年)5月に中部電力が発足すると、豊根発電所は日本発送電から中部電力へと譲渡された。以降の事業者変更はない。
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