事故の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 05:05 UTC 版)
ガス中毒 - タンクに誤って排気ガス(一酸化炭素を含む)が混入することで起きる。排気ガスの臭いがしたり急に気分が悪くなった場合は潜水を継続してはいけない。 エアー切れ - これを防ぐため、通常はタンク内の空気が50気圧未満にならないようにダイビングを終える。残圧計の事前点検や、潜水中のこまめな確認が重要。 急浮上 - 減圧症や肺の過膨張傷害の原因になる。水面に近付くほど浮上速度を遅くする必要がある。 溺水 - 器材に頼り切らず、ダイバーは最低限度の泳力(息継ぎしながらゆっくり泳げる程度)を有しなければならない。 低体温(ハイポサーミア) - 水温に適さない保護スーツの着用や長時間の漂流等で体温が奪われることが原因。 ノーパニック症候群 - 素潜りの際に潜水時間を延ばす目的で潜水前に過度の深呼吸を繰り返すことにより生じる。 漂流 - 万一の漂流に備えてシグナルフロートの携帯が必要。また、ライトがあれば夜間の発見が容易になる。 ダイバーの不注意による何らかの生物からの危害 - 海中で人間に直接危害を与える可能性がある生物の一覧参照。水中では非生物以外、また、特にわからないものには触れないことが原則である。また、肌の露出を可能な限り少なくすることも重要である。
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