乾式めっきとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 機械加工技術用語 > 乾式めっきの意味・解説 

乾式めっき

表面処理の中でめっきとは、金属樹脂材料表面に他の金属による生成物生じさせることであるが、一般に良く用いられる電気めっき水溶液(めっき浴)中で行われるに対して蒸着スパッタリングなど気体もしくは真空中にて材料表面金属膜を生成する方法を乾式めっきと呼ぶ。
  乾式めっきには大きく分けて物理蒸着PVD)と化学蒸着CVD)の二種類があり、どちらも比較新し金属生成方法として開発されている。
  いずれの方法も、金属ガス化させて処理物表面皮膜生成するため、湿式めっき比べ装置大がかりなものが必要とされる
  これとは別に表面生成気体中で行うことから、溶射を乾式めっきに含め場合もある。

乾式めっきの種類
減圧された蒸着釜内で、金属加熱して気化させ、処理物表面吸着して被膜生成する 工具へのTiコーティングによる硬質生成CDなど非金属材料への精密薄膜生成
複数ガスによる化学的反応利用し、処理物に被膜生成する反応ガス組合せにより多様な被膜得られる 半導体製造硬質生成
※本用語集は、索引元の東大阪市製造業支援サイト「東大阪市技術交流プラザ」において、平成16年度委託事業で構築したコンテンツです。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「乾式めっき」の関連用語

乾式めっきのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



乾式めっきのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
東大阪市技術交流プラザ東大阪市技術交流プラザ
Copyright (C) 2025 TECH PLAZA

©2025 GRAS Group, Inc.RSS