主要な尿中一般物質定性半定量検査とその基準値・検査法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 04:50 UTC 版)
「尿中一般物質定性半定量検査」の記事における「主要な尿中一般物質定性半定量検査とその基準値・検査法」の解説
項目名基準値一般的な検査法蛋白半定量 (-)~(±) 試験紙法(pH指示薬の蛋白誤差法) 糖半定量 (-) 試験紙法(グルコースオキシダーゼ法) 潜血 (-) 試験紙法(ヘモグロビン接触活性法) 白血球 (-) 試験紙法(酵素法を組み入れたアゾカップリング法) 亜硝酸塩 (-) 試験紙法(グリース法) ケトン体 (-) 試験紙法(ニトロプルシドナトリウム法) ビリルビン (-) 試験紙法(ジアゾカップリング法) ウロビリノーゲン (±)-(+) 試験紙法(ジアゾカップリング法、 または、 エールリッヒ アルデヒド法) pH 5.0 - 7.5 試験紙法(pH指示薬法) 比重 1.006 - 1.030 通常: 1.006 - 1.025 水制限時: 1.030 - 1.035 水負荷時: 1.001 - 1.005 屈折率法、または、 試験紙法(陽イオン抽出法、 または、 リン酸緩衝液による測定法、 または、 メタクロマジー法) 混濁 (-) 分光吸収測定、または、目視。試験紙では測定できない。 尿色 麦わら黄色から淡黄褐色 分光吸収測定、または、目視。試験紙では測定できない。 上記の他、尿中アルブミンや尿中アルブミンとクレアチニンを測定する尿試験紙も販売されている。 上記項目は試験紙や屈折率計等、目視で検査可能であるが、多数の検体を扱う医療機関や健診機関などでは尿自動分析装置を採用するのが通常である。
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