主人公姉弟の両親たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/15 19:20 UTC 版)
「ざ・ちぇんじ!」の記事における「主人公姉弟の両親たち」の解説
権大納言(後、左大臣) 綺羅姉弟の父親、藤原顕通卿。男女の性を偽って出仕・伺候する子を持ち、また2人いる妻も各々個性的な為、気苦労が絶えない。調整能力に優れるも決断力に欠けることから「まあまあの権さん」とも称される。 綺羅君の失踪、綺羅尚侍に「女御入内させよ」と勅命が下り、ついに心労で倒れてしまう。姉捜索に向かう直前、綺羅姫が男の姿で現れた際には、姉の幻覚だと思い、もう長くないと嘆いていたが、息子が男らしくなったことには泣いて感動した。 政子 権大納言の妻で綺羅君の母。勇猛・豪快な人柄で、綺羅君の性質は母譲り。夜盗に火桶を投げつけて捕まえた経験まである。娘の綺羅君が男として生きていることに、何の疑問も抱かず、母から見ても惚れ惚れするとまで言い切っている。綺羅姫の母である夢乃の方とは仲が悪く、そのため姉弟は13歳まで一度も会ったことがなかった。 夢乃の方 同じく権大納言の妻で綺羅姫の母。信心や占いを重んじる性格で、新興宗教にも入信している。息子の綺羅姫を女児として育てたのも、この母の進言による。綺羅姫が男に戻りたいと言い出すと、本気で死んでしまうと思いこみ、強い口調で反対してきた。綺羅姫が男として姉を探しに行っていたことも、入れ替わって姉の方が尚侍として出仕していることも、全く聞かされていない。
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