主なプラスチック爆薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 15:52 UTC 版)
「プラスチック爆薬」の記事における「主なプラスチック爆薬」の解説
世界で広く普及している、代表的なものとしてC-4がある。これは、ニトロトルエン、ジニトロトルエン、トリニトロトルエン、テトリル、ニトロセルロース、シクロテトラメチレンテトラニトラミン(別名 オクトーゲン、HMX)、ワックスなどを混合した油状物質を主成分であるトリメチレントリニトロアミン(別名 ヘキソーゲン、RDX)に混合したもの(配合割合はRDX 91%に対し可塑剤 9%前後)。粘土のような柔軟な可塑性がある。結合剤や可塑剤の配合により硬いものも調製できる。青みを帯びたオレンジ色の閃光を放つ。 国家ごとに組成や呼び方が異なり、以下のように呼ばれている。 アメリカ - Composition 4, C-4 イギリス - DEMEX, ROWANEX, PE4 フランス - PE4, PLASTRITE (FORMEX P 1) ポーランド - PWM, NITROLIT ドイツ - Sprengkörper DM12, (Sprengmasse, formbar) ユーゴスラビア - PP–01 (C4) スロバキア - CHEMEX (C4), TVAREX 4A オーストリア - KNAUERIT スウェーデン - Sprängdeg m/46 チェコスロバキア - セムテックス
※この「主なプラスチック爆薬」の解説は、「プラスチック爆薬」の解説の一部です。
「主なプラスチック爆薬」を含む「プラスチック爆薬」の記事については、「プラスチック爆薬」の概要を参照ください。
- 主なプラスチック爆薬のページへのリンク