中立労連とは? わかりやすく解説

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ちゅうりつ‐ろうれん〔‐ラウレン〕【中立労連】

読み方:ちゅうりつろうれん

《「中立労働組合連絡会議」の略称》昭和31年(1956)総評同盟新産別のいずれにも加盟していない全国組合結成され連絡組織連合発足により同62年解散


中立労働組合連絡会議

(中立労連 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/19 13:51 UTC 版)

中立労働組合連絡会議(ちゅうりつろうどうくみあいれんらくかいぎ)は、かつて存在した日本労働組合ナショナルセンター。略称は中立労連。左派労組の総評新産別、右派労組の同盟どちらにも属さない中道労組として存在、1979年3月には新産別と全国労働組合総連合(総連合)を組織し、総評と同盟の間にたって、全日本民間労働組合協議会(全民労協)の結成を推進した。1987年11月、全民労協が全日本民間労働組合連合会に改組されることにより、労働戦線統一が進んだとして中立労連は解散した。さらに全日本民間労働組合連合会は1987年に総評と合流し、1989年に労働4団体(総評・同盟・新産別・中立労連)の統合 した日本労働組合総連合会(連合)となった。総評内の共産主義排除に反発した者らは全労連として分離した[1][2][3]


  1. ^ 苦悩深める旧同盟系・中立労連系産別 国民民主党の低迷色濃く”. 産経ニュース. 2021年10月25日閲覧。
  2. ^ 小項目事典,日本大百科全書(ニッポニカ),世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,世界大百科事典 第2版,ブリタニカ国際大百科事典. “中立労連とは”. コトバンク. 2021年10月25日閲覧。
  3. ^ http://chiba.jtuc-rengo.jp/pdf/jisedai201114.pdf
  4. ^ 電機連合 50年のあゆみ
  5. ^ 法政大学大原社会問題研究所 『日本労働年鑑 第58集/1988年版』 労働旬報社、1988年6月25日、p.66
  6. ^ a b 法政大学大原社会問題研究所 『日本労働年鑑 第57集/1987年版』 労働旬報社、1987年6月25日。
  7. ^ a b c d 法政大学大原社会問題研究所 『日本労働年鑑 第44集/1974年版』 労働旬報社、1973年12月10日、 p.200、p.207
  8. ^ 法政大学大原社会問題研究所 『日本労働年鑑 第45集/1975年版』 労働旬報社、1975年12月15日、p.182
  9. ^ 法政大学大原社会問題研究所 『日本労働年鑑 第46集/1976年版』 労働旬報社、1975年12月15日、p.182
  10. ^ 法政大学大原社会問題研究所 『日本労働年鑑 第47集/1977年版』 労働旬報社、1976年12月15日。
  11. ^ 現在のサービス連合
  12. ^ 法政大学大原社会問題研究所 『日本労働年鑑 第48集/1978年版』 労働旬報社、1977年12月15日、p.206


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