中国への技術輸出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 16:57 UTC 版)
「新幹線E2系電車」の記事における「中国への技術輸出」の解説
詳細は「中国高速鉄道CRH2型電車」を参照 2004年、中華人民共和国鉄道部は第6次在来線スピードアップで最高速度250km/hで運用する車両として、フランスのアルストム社からのペンドリーノベースの車両(CRH5)とカナダのボンバルディア社からの車両(CRH1) のほか、日本の川崎重工業など6社による企業連合からE2系ベースの車両を60編成(うち完成品3編成、部品6編成分と一部精密部品。残りは現地生産、以降は知的財産権を中国側に譲渡)を納入することを決定した。300 km/h走行対応準備車。中国向けのE2系は、CRH2と呼称されている。 日本の新幹線ベースの車両の国外進出としては、台湾高速鉄道の700T型に次ぐものである。 2006年3月1日に、第一陣となる車両が神戸港から輸出された。2006年7月31日より青島の四方機車車輛にて国産化が開始された。なお中国国内で生産された物については中国にて国家科学技術進歩一等賞を受賞している。
※この「中国への技術輸出」の解説は、「新幹線E2系電車」の解説の一部です。
「中国への技術輸出」を含む「新幹線E2系電車」の記事については、「新幹線E2系電車」の概要を参照ください。
- 中国への技術輸出のページへのリンク