中国の天津飯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 08:39 UTC 版)
中国天津市では、一般的に蟹玉を米飯に載せた類似料理は食べられていない。しかし、一部の店では「天津飯」を出している。日本人経営のスナックで出していたり、中国の調理人が日本の作り方を習ったものである。天津暇日飯店ではケチャップ餡の蟹玉のせとなっていたという。 中国における発祥の由来と思われるものとしては、天津の鑫茂天材酒店の調理師(2008年当時)である馬金鵬によると、馬は三代に渡る調理師の家系で、初代の馬蓮慧が1909年に日本の神戸と飲食文化の交流を行った際に、日本から味の素を紹介してもらった代わりに天津飯を教えたとしている。その天津飯は、卵を黄身と白身に分けてご飯の上に載せ、さらにその上にエビを載せ、上からとろみをつけた塩味のソースをかけたもので、芙蓉蟹は使っていない。
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