中丸子時代(2012-)
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「上田市立丸子図書館」の記事における「中丸子時代(2012-)」の解説
丸子町は合併前から新図書館の建設を模索していた。2000年(平成12年)に新図書館研究委員会を設置し、2001年(平成13年)には新図書館建設委員会を設置している。その後は委員会が途絶えていたが、2005年(平成17年)には新図書館建設委員会を再開した。2006年(平成18年)の合併後には上田市が新図書館の建設を計画し、2009年(平成21年)10月から丸子図書館建設運営研究会を開催した。 上田市は中丸子のカネボウ丸子工場跡地に新館を建設することを決定し、2012年(平成24年)5月1日に上田市立丸子図書館の竣工式と開館式を開催した。事業費は約5億2440万円。設計は宮澤建築研究所であり、施工は栗木・図南特定建設工事共同企業体。開館準備中の書架に蔵書を並べる作業には、上田市にある長野大学と上田女子短期大学の学生、長野県丸子修学館高等学校の生徒などもボランティアで参加した。 丸子図書館の南側には上田市中丸子保育園があり、道路を挟んで東側には丸子中央病院がある。西側には千曲川支流の依田川が流れている。丸子町は製糸業で栄えた町であることから、建物の外観には生糸と同じ白色が採用されている。建物には20キロワットの太陽光発電設備が設置されている。延床面積は1,639m2であり、旧館の2.6倍となった。館内には、一般開架室、閲覧コーナー、児童コーナー、郷土資料コーナー、AV視聴コーナー、研修室2室、録音室を備えたボランティア室、展示コーナーなどがある。すべての蔵書にICタグが貼付されており、自動貸出機も設置されている。
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