世界の超低出生記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 00:45 UTC 版)
「合計特殊出生率」の記事における「世界の超低出生記録」の解説
歴史上、世界最低の合計特殊出生率を記録した都市は中国黒竜江省ジャムス市の0.41である。中国東北地方は世界的にみても出生率が非常に低い地域であり、人口学者の易富賢氏は「2020年の合計特殊出生率を1.3程度としている中国政府の人口統計には総人口・出生数の水増しが行われており、実際には東北地方の大半の地域で合計特殊出生率が1.0を下回っている」と指摘している。 2021年にはマカオが0.76、香港が0.77、大韓民国が0.81、中華民国が0.92を記録し、東アジア諸国において1.0をも下回る極度の少子化が続々と起こっている。特に大韓民国の0.81は、独立国としては史上地球上のどこにおいても類を見ない低数値である。大韓民国の人口統計、大韓民国の少子化も参考。 その他の地域では、旧東ドイツ(1994年)の0.77、スペインアストゥリアス州(1998年)の0.80がある。
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