不祥事・議員の質の劣化による議会の合併と議員削減論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 09:35 UTC 版)
「日本の地方議会」の記事における「不祥事・議員の質の劣化による議会の合併と議員削減論」の解説
一部の議会の委員会等での視察について裁判で「観光旅行」と認定されたり 、視察報告書の文面を使い回している疑惑が指摘されたりするという事件が起きている。 地方議会の衰退は著しく投票率の止まらない低下傾向・無投票当選者数の増加・定員割れ地方選挙数の増加傾向および国会議員に比べたスキャンダルや不正の発覚しにくさ等の問題があるとし、上記のような地方議会を持つ市町村を合併などによって、地方議員削減・廃止する必要性が高まっていると指摘されている。香川県では2020年4月に全国で初めてとなるネット・ゲーム依存症対策条例を制定する際、香川県議会・県知事側がパブリックコメントの賛成意見を水増ししていたこと、条例の科学的根拠の希薄さや制定過程の問題に迫った、KSB瀬戸内海放送のドキュメンタリー番組「検証 ゲーム条例」が民間放送連盟賞テレビ報道番組部門で優秀賞を受賞した。審査員からは「俗信を振りかざす地方議会の劣化を丁寧な取材で浮かび上がらせ、報道機関の役割と責任を感じさせる秀逸な調査報道」という評価をされている。 国民・市民から議会で、何の話がされ、何が決まっているのかわからない状態が根底にあり、『議会がなにをしているかわからない』と指摘されている。
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