上岡伸雄とは? わかりやすく解説

上岡伸雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/24 15:15 UTC 版)

上岡 伸雄
(かみおか のぶお)
人物情報
生誕 (1958-06-28) 1958年6月28日(66歳)
国籍 日本
出身校 東京大学大学院人文科学研究科
ブラウン大学大学院
学問
研究分野 現代アメリカ小説
研究機関 学習院大学
学位 文学修士 東京大学
学会 日本アメリカ学会
日本アメリカ文学会
主な受賞歴 日本英文学新人賞佳作
アメリカ学会清水博賞
脚注
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上岡 伸雄(かみおか のぶお、1958年6月28日[1] - )は、日本のアメリカ文学者、翻訳家学習院大学教授

来歴

東京都出身。1985年東京大学大学院修士課程修了、文学部英文科助手、埼玉大学教養部助教授、明治大学英文科助教授、2006年学習院大学文学部英米文学科教授。

人物

著書

  • 『ヴァーチャル・フィクション マルチメディア時代のアメリカ文学』(国書刊行会) 1998
  • 『現代英米小説で英語を学ぼう』(研究社) 2003
  • 『ニューヨークを読む 作家たちと歩く歴史と文化』(中公新書) 2004
  • 『洋書事始は映画から - 英語で読みたい原作60選』(NHK出版生活人新書〉) 2007
  • 『この風にトライ』(集英社) 2007、のち改題『風の教室』(中公文庫
  • 『英語力は英訳本でみがく - 日本の文豪作品からオタク文学まで』(NHK出版) 2009
  • 『釜石ラグビー 栄光の日々 - 松尾雄治とくろがねのラガーたち』(中央公論新社) 2011
  • 『テロと文学 9・11後のアメリカと世界』(集英社新書) 2016
  • 『東京大空襲を指揮した男 カーティス・ルメイ』 (ハヤカワ新書) 2025/2/19

編著

  • 『文学から見た歴史』(野田学, 米塚真治共編注、ジエムコ出版) 2001
  • 『英語達人読本 音読で味わう最高の英文』(斎藤兆史対談、中央公論新社) 2004
  • 『アメリカ合衆国の地理』(ジエムコ出版) 2005
  • 『名演説で学ぶアメリカの歴史』(研究社) 2006
  • 『名演説で学ぶアメリカの文化と社会』(研究社) 2009
  • 『アメリカの名演説 リーディング・テキスト』(佐久間みかよ, 田村理香共編著、研究社) 2010
  • 『ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち いま読みたい38人の素顔と作品』(共著、青月社) 2014 - ドン・デリーロ、フィリップ・ロスを担当

翻訳

  • 『カウガール・ブルース』(トム・ロビンズ、集英社) 1994
  • 『港湾(シッピング)ニュース』(E・アニー・プルー、集英社) 1996、のち改題『シッピング・ニュース』(集英社文庫) 2002
  • 『ダンス・ミー・アウトサイド』(W・P・キンセラ、集英社文庫) 1997
  • 『マンボ・ジャンボ』(イシュメール・リード国書刊行会) 1997
  • 『アコーディオンの罪』(E・アニー・プルー、集英社) 2000
  • 『ヒューマン・ステイン』(フィリップ・ロス、集英社) 2004
  • 『ダイング・アニマル』(フィリップ・ロス、集英社) 2005
  • 『ジェシー・ジェームズの暗殺』(ロン・ハンセン、監訳、集英社文庫) 2007
  • 『最終兵器の夢 - 「平和のための戦争」とアメリカSFの想像力』(ブルース・フランクリン、岩波書店) 2011
  • 『われらが背きし者』(ジョン・ル・カレ、上杉隼人共訳、岩波書店) 2012、岩波現代文庫 2016
  • 『老ピノッキオ、ヴェネツィアに帰る』(ロバート・クーヴァー斎藤兆史共訳、作品社) 2012
  • 『ザ・ゼロ』(ジェス・ウォルター、児玉晃二共訳、岩波書店) 2013
  • 『サブミッション』(エイミー・ウォルドマン、岩波書店) 2013
  • 情事の終り』(グレアム・グリーン、新潮文庫) 2014
  • 『ノワール』(ロバート・クーヴァー、作品社) 2014
  • 『一時帰還』(フィル・クレイ、岩波書店) 2015
  • 『裏切りの晩餐』(オレン・スタインハウアー、岩波書店) 2016
  • 『さあ、見張りを立てよ』(ハーパー・リー、早川書房) 2016
  • 『ビリー・リンの永遠の一日』(ベン・ファウンテン、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2017
  • 『小説ライムライト チャップリンの映画世界』(チャールズ・チャップリン, デイヴィッド・ロビンソン、大野裕之監修、南條竹則共訳、集英社) 2017
  • 『存在感のある人 短篇小説集』(アーサー・ミラー、早川書房) 2017
  • 『ゴーストタウン』(ロバート・クーヴァー、馬籠清子共訳、作品社) 2017
  • 『シンパサイザー』(ヴィエト・タン・ウェン、早川書房) 2017、ハヤカワ文庫(上・下)も同時刊
  • ワインズバーグ、オハイオ』(シャーウッド・アンダソン、新潮文庫) 2018
  • 『美しく呪われた人たち』(スコット・フィッツジェラルド、作品社) 2019
  • 『LESS レス』(アンドリュー・ショーン・グリア、早川書房) 2019
  • ラスト・タイクーン』(スコット・フィッツジェラルド、作品社) 2020
  • 『退屈とポスト・トゥルース』(マーク・キングウェル、集英社新書) 2021
  • 『ウォーターダンサー』(タナハシ・コーツ、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2021
  • 『革命と献身 シンパサイザーⅡ』(ヴィエト・タン・ウェン、早川書房) 2021
  • 『戦争に行った父から、愛する息子たちへ』(ティム・オブライエン、野村幸輝共訳、作品社) 2023

ドン・デリーロ

  • 『アンダーワールド』(ドン・デリーロ、高吉一郎共訳、新潮社) 2002
  • 『ボディ・アーティスト』(ドン・デリーロ、新潮社) 2002、ちくま文庫 2011
  • コズモポリス』(ドン・デリーロ、新潮社) 2004、新潮文庫 2013
  • 『墜ちてゆく男』(ドン・デリーロ、新潮社) 2009
  • 『天使エスメラルダ 9つの物語』(ドン・デリーロ、柴田元幸, 都甲幸治, 高吉一郎共訳、新潮社) 2013

参考

脚注

  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ ジョン・アーヴィング『熊を放つ』、中央公論社、1986年5月、訳者あとがき。

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