三瓶観光リフト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 09:39 UTC 版)
「さんべ温泉スキー場」の記事における「三瓶観光リフト」の解説
2015年現在、ペアリフトは1基のみが稼働状態として残され、冬季以外のシーズンに「三瓶観光リフト」として、登山やトレッキングに利用されていた。このリフトは1977年に設置されたもので、標高差255m、全長856mを片道11分で結ぶ。ゲレンデ内を徒歩で登ることは禁止されており、リフトを使用せずに三瓶山に登る場合は、リフト乗り場近くより南側に伸びる登山道を使用する。リフトを使わない場合はリフト降場まで片道35分(上り)かかり、女三瓶山山頂までは合計徒歩60分となる。リフトは降りる場合にも利用できる。スキー場閉鎖後も年間2万人の利用があり、新型コロナウイルスが問題となった2020年には人混みを避けることが出来る観光施設として人気が集まり2万5000人以上が利用した。管理は市が指定した管理管理者(2020年時点で大田市の「さんべ観光」)が行っていたが、保守点検管理者の退職に伴い2021年7月末をもって運行を休止。大田市では観光リフトを重要な観光資源と考え、異なる事業者と契約するなど運行再開についての検討を行った。 2021年11月13日、飯南町の飯南トータルサポートが新たな運営管理者となり三瓶観光リフトは再開された。
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