三瓶理論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 04:57 UTC 版)
三瓶啓二が唱える、骨と呼吸で生み出す身体操作による空手理論。筋力に主をおいた稽古とは別の角度から強さを追求している。年齢に関係なく、自分を高めていくことができるものだという。 1.金槌の理論 金槌で叩く時、どの部分を握れば少ない力で大きな効果が出るのか、を実例として、これを空手の突きや蹴りに当てはめ、突きの場合は肩甲骨、蹴りの場合は骨盤の使い方によって突きや蹴りの威力を磨く。動かしにくい肩甲骨や骨盤を自在に操るには、どのような稽古が有効であるかを追求している。 2.横隔膜を落とす 丹田から力を発揮するため、その源となる横隔膜のコントロール方法を追求している。 3.三角形の理論 丹田から力を出すことを重視すると、体のバランスが三角形となり、理想的な安定した体型となる。また、腹式呼吸によって自律神経をコントロールすることができ、生命エネルギーも高められるという効果がある。肉体面だけでなく、精神面も安定し、日常生活においても、リラックスした状態で過ごすことができるようになるという。
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