丁稚羊羹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 00:03 UTC 版)
丁稚羊羹(でっちようかん)とは、西日本の主に近畿地方を中心とする地域における安価な羊羹(主に水羊羹)の呼称である。小豆や砂糖を減らしたような、小豆の「出汁」(でじる)のように軟らかい状態からつくる「水羊羹」状の安価な工程の羊羹を指す[要出典]。また、一部の地域には「でっち羊羹」と呼称される蒸し羊羹も存在する。煉羊羹が登場したことで蒸し羊羹は「下物」となり、関西では丁稚羊羹と呼称されたとされる。 丁稚羊羹の名前の由来については、小豆や砂糖を減らしたような小豆の「出汁」(でじる)に、煉る工程からの「でっちる」の意味が重なり、「練羊羹」の手前の半人前の意味での「丁稚」(近代以前の商店従業員)の意味が重なったという説[要出典]や、丁稚が里帰りの土産やおやつにしたことに由来するという説がある。
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