一言寺とは? わかりやすく解説

一言寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/24 23:15 UTC 版)

一言寺
本堂
所在地 京都府京都市伏見区醍醐一言寺裏町21
位置 北緯34度56分37.98秒 東経135度49分2.86秒 / 北緯34.9438833度 東経135.8174611度 / 34.9438833; 135.8174611
山号醍醐寺塔頭
宗派 真言宗醍醐派
寺格 別格本山
本尊 千手観音
創建年 伝・平安時代末期
開基 伝・阿波内侍
正式名 金剛王院
法人番号 8130005002161
一言寺
一言寺 (京都市)
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一言寺(いちごんじ)は、京都市伏見区醍醐にある真言宗の寺院。正式な寺号を金剛王院(こんごうおういん)と称し、真言宗醍醐派別格本山である。

本尊は千手観音。本堂軒下に奉納されている額の「ただたのめ 佛にうそは なきものぞ 二言といわぬ 一言寺かな」という御詠歌が知られている。

歴史

藤原通憲(信西)の娘で建礼門院に仕えた阿波内侍の開基により、平安時代末期に創建されたと伝えられる。

創建以後、寺勢は次第に衰退したが、1874年明治8年)醍醐寺塔頭である金剛王院が移されて復興された。

寺の南側からは1973年昭和48年)の発掘調査により、鎌倉時代庭園跡などが発見されている。

所在地

〒601-1335 京都府京都市伏見区醍醐一言寺裏町21

交通アクセス

周辺

出典

参考文献

  • 高松宮家 編『熾仁親王行実 上巻』高松宮家、1929年。NDLJP:1234612 
  • 高松宮家 編『織仁親王行実』高松宮家、1938年。NDLJP:1916151 
  • 高松宮家 編『韶仁親王行実』高松宮家、1938年7月。NDLJP:1916145 
  • 山階会 編『山階宮三代 上』山階会、1982年。NDLJP:12260162 

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