ヴィドック・フランソワ-ウージェーヌ(Francois-Eugene Vidocq)
1775年(安永4)、フランスのパドカレ県アラス生まれ。犯罪者であり、警察官、私立探偵。
紙幣偽造の罪で懲役8年の刑を宣告されるが、脱獄と投獄を繰り返す。
1809年(文化6)に密偵となり、1812年(文化9)には犯罪社会の知識を買われ、刑事となった。
1817年(文化14)、保安部特捜斑の主任捜査官に就任。
1822年(文政5)、バルザックと交友を結ぶ。
1827年(文政10)に辞任し、1829年(文政12)には「回想録」を出版。
1933年(天保4)、パリで世界最初の私立探偵事務所を開設。
ポーが創造したデュパンや、ガボリオ、ディケンズ、コリンズに影響を与え、「探偵小説の父」ともいわれる。
1857年(安政4)、死去。
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