ローマ時代と最初の記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 05:49 UTC 版)
「バート・ゾーデン・アム・タウヌス」の記事における「ローマ時代と最初の記録」の解説
バート・ゾーデンには多くの湧き水があり、その中には温泉や塩泉がある。こうした状況は、ローマ時代から同じであった。このため、ローマ時代から人々はゾーデンの温泉に浸かり、一部で製塩が行われた。しかし、この時代の文献にはそうした記録は残されていない。源泉 VI および VII のボーリング調査で、おそらくローマ人が使ったと推定される陶製の容器の破片が発見された。ゾーデンの城山で、明らかに一部がローマ時代のレンガで造られた城塞の遺構が発見されている。しかし、それ以外の証拠は何も遺されていない。また、民族移動時代の遺物も、ゾーデンからは見つかっていない。 ゾーデン村の最初の文献上の記録は、1190年のレッタース修道院の財産を記録した文書である。現在の城山に修道院のブドウ畑があったのである。1222年から1475年までの間にゾーデンの城山にあった城塞を所有した数多くのズルツバッハ貴族の名が記録されている。
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