ロンドン五輪男子マラソン・6位入賞
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「中本健太郎」の記事における「ロンドン五輪男子マラソン・6位入賞」の解説
翌2012年、ロンドンオリンピック男子マラソン日本代表を目指して、同年3月のびわ湖毎日マラソンに出場。38Km付近で堀端宏行を追い越し一時日本人トップを走ったが、ゴール手前の皇子山陸上競技場のトラックで山本亮(佐川急便)に抜かれて、2時間8分台の記録を出しながら日本人2着の総合5位となった。しかしこのレース及び安定感が評価され、ロンドン五輪男子マラソン日本代表に最後の3番手で初選出された。 同年8月、ロンドン五輪男子マラソンに出場。レース前半からアフリカ勢らの高速な展開に無理してつかず、自身のイーブンペースを守った。中間点辺りからレース後半にかけて徐々に追い上げて数人の選手を追い抜いた結果、日本選手でトップとなる6位入賞を果たす。なおオリンピックの男子マラソン種目で日本人の入賞は、2004年アテネオリンピックで油谷繁(中国電力・5位)と諏訪利成(日清食品・6位)の同時入賞以来、2大会ぶりの好成績だった(なお山本は40位、藤原は45位に終わった)。
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