ロシアの領有以後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 08:16 UTC 版)
1945年から現在まではロシア(ソビエト連邦 → ロシア連邦)が統治し、ロシア国民(露: россияне)が居住している。 現在では、島々のうち択捉島、国後島、色丹島、幌筵(パラムシル)島、占守(シュムシュ)島の5島には定住人口があるが、他の島々は民間人が定住しない無人島である。ただし、ロシア軍や灯台の関係者がいくつかの島に滞在している。 2010年のロシアの国勢調査によると、クリル列島(千島列島)全域の総人口は18,735人であった。近年は幌筵島、択捉島で人口が引き続き減少する一方、国後島は減少から増加に転じていたという。各島の人口は以下であった。 幌筵島(北クリル管区)に2,381人(セベロクリリスク(柏原)に2381人) クリル管区(択捉島)に6,064人(管内のクリリスク(紗那村)に1,666人) 南クリル管区(国後島、色丹島)に10,290人(管内のユジノクリリスク(古釜布)に6,617人)となっている。2010年の国勢調査による 2016年の同国の調査では、クリル列島のうち南クリル諸島(北方四島)の人口が16,668人であった。 2018年の同国の調査では、南クリル諸島の人口が18,010人であった。 北方四島(南クリル諸島)の人口の推移名称人口(1945年)人口(2016年)人口 (2018年)択捉島 3,608 人 5,937 人 6,049 人 国後島 7,364 人 7,817 人 8,531 人 色丹島 1,038 人 2,917 人 3,070 人 歯舞群島 5,281 人 0 人 0 人 合計 17,291 人 16,668 人 18,010 人
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