ロアーク (フリゲート)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ロアーク (フリゲート)の意味・解説 

ロアーク (フリゲート)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/16 07:09 UTC 版)

艦歴
発注 1964年7月22日
起工 1966年2月2日
進水 1967年4月27日
就役 1969年11月22日
退役 1991年12月14日
除籍 1995年1月11日
その後 2004年にスクラップとして廃棄
性能諸元
排水量 基準: 3,068t
満載: 4,130t
全長 133.5 m (438 ft)
全幅 14.33 m (47 ft)
吃水 7.62 m (24.75 ft)
機関 水管ボイラー (84.4at, 538℃)×2缶
蒸気タービン (35,000hp)×1基
スクリュープロペラ×1軸
速力 最大: 27ノット以上
航続距離 4,500海里 (20ノット巡航時)
乗員 士官16名、曹士211名
兵装 Mk.42 5インチ単装速射砲×1基
シースパローBPDMS 8連装発射機×1基
※後日装備
Mk.16 8連装ミサイル発射機×1基
(アスロックSUM, ハープーンSSM用)
Mk.32 mod.9 連装短魚雷発射管×2基
艦載機 QH-50 DASH×2機
SH-2 LAMPSヘリコプター×1機に
後日換装
FCS Mk.68 砲射撃指揮用
Mk.115 BPDMS射撃指揮用
※後日装備
Mk.114 水中攻撃指揮用
センサ AN/SPS-40 対空捜索レーダー
AN/SPS-10 対水上捜索レーダー
AN/SPS-67に後日換装
AN/SQS-26CX 艦首装備ソナー
AN/SQS-35 可変深度ソナー
※AN/SQR-18戦術曳航ソナーに後日換装
電子戦 AN/WLR-1C電波探知装置
AN/SLQ-32に後日換装
AN/ULQ-6C電波妨害装置
※AN/SLQ-32への換装と同時に撤去
Mk.137 6連装デコイ発射機×2基
※後日装備
モットー Victory thru Service

ロアーク (英語: USS Roark, DE-1053/FF-1053) は、アメリカ海軍フリゲートノックス級フリゲートの2番艦。艦名はウィリアム・マーシャル・ロアークに因む。就役時は護衛駆逐艦に分類された。

艦歴

ロアークはワシントン州シアトルトッド・パシフィック造船所で1966年2月2日に起工する。1967年4月24日にウィリアム・M・ロアーク夫人およびフランク・F・ロアーク夫人によって命名、進水し、1969年11月22日にウェイン・L・ビーチ艦長の指揮下就役した。

1970年の春に整調を完了すると、ロアークは第21駆逐戦隊に所属しカリフォルニア州サンディエゴを母港として各種訓練に参加する。1971年には西太平洋で第七艦隊に配備され、サンディエゴを1月7日に出航した。真珠湾に停泊後、ミッドウェー島で給油したロアークは機関室で火災が発生する。損傷を補修するため真珠湾に戻り、およそ2ヶ月後の3月には修理も完了し WestPac 演習に向かう。ロアークはそのまま7月まで西太平洋に留まり、その後母港のサンディエゴに向けて出航、8月10日に到着した。1971年の残りはサンディエゴから活動した。

1972年に入ると再び極東に配備される。2月8日にサンディエゴを出航し2月29日にフィリピンスービック湾に到着、8月15日までベトナム海域で活動する。8月30日にサンディエゴに帰還すると、翌1973年8月までサンディエゴに留まる。その後サンディエゴを離れ、8月31日にスービック湾に到着、続く4ヶ月にわたって第七艦隊で活動し、1973年12月21日にサンディエゴに向けて出航した。

ロアークは1987年に予備役艦隊に移管され、1991年12月14日に退役した。2004年10月13日にスクラップとして廃棄された。

ロアークはベトナム戦争の功績で3つの従軍星章を受章した。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロアーク (フリゲート)」の関連用語

ロアーク (フリゲート)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロアーク (フリゲート)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロアーク (フリゲート) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS