レースでの実績
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 20:09 UTC 版)
「ポルシェ・WSC95」の記事における「レースでの実績」の解説
IMSA開幕戦デイトナ24時間レースへの出場を予定していたが、IMSAがWSCクラスのターボ車のリストリクター径を急遽変更し、大幅に出力が低下することになったため、ポルシェワークスは撤退、WSC95がデイトナ24時間レースで走ることはなくなった。 1995年のル・マン24時間レースへの出場も、ポルシェはその前年に962Cに保安部品を付けた公道仕様のダウアー・962LMが優勝して批判を浴びていたためエントリーを見合わせた。 1996年にポルシェは GT1クラスのマシンである911GT1を開発したため、WSC95はヨースト・レーシングに払い下げられた。WSC95はヨースト・レーシングによってル・マン24時間レースを走り、1996年と1997年に2連覇を果たした。1998年には、WSC95はエンジンを911GT1用のM96/77型3.2リットル水平対向6気筒ターボエンジンに換装され、LMP98と改名された。ル・マン24時間レースには、ヨースト・レーシングがオペレートするLMP98を2台エントリーさせたが、2台ともに完走することが出来なかった。その後、ドナルド・パノスが主催した、最初の「プチ・ルマン(ロードアトランタ)」にエントリーしたが、タイヤがうまく機能しなかったため、ワークスノミネートのダンカ・フェラーリ333SPに敗れ、総合2位という結果に終わった。
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