レイドック王国の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 05:56 UTC 版)
「ドラゴンクエストVI 幻の大地」の記事における「レイドック王国の人物」の解説
レイドック国王 声 - 菅生隆之(CDシアター版) レイドックの国王で、主人公の父親。ムドー討伐に出かけたが、その道中でムドーの術にかかり、精神だけが夢の世界のムドーとして仕立て上げられ、夢の世界から戻れなくなる。現実世界での本体は覚めることなく眠り続ける。現実のムドーが倒された後は、シェーラと入れ替わる形で夢の世界のレイドック王となるが、そこでは気さくで女性好きな振る舞いをし、主人公が実の息子であることを認識している。 シェーラ 声 - 田中敦子(CDシアター版) レイドック王妃で、主人公の母親。夢の世界でムドーとなった夫を助けるために自身の精神も夢の世界へ飛び、レイドック王の姿をしてムドー討伐を企んでいた。現実世界の本体は王と共に眠り続けていた。現実世界の住人であるが、長らく夢の世界で活動していたこともあって、夢の世界の概念についてある程度認知している様子。主人公が本来の自分自身と記憶を取り戻す前も、彼が自分の息子であるという確信を持って接する。夢の世界でのムドー討伐には主人公たちと同行する。ムドーが倒された後も夢の世界のレイドック城に貴婦人の姿で現れ、夫の振る舞いを監視している。 トム / ソルディ 声 - 金尾哲夫(CDシアター版) 現実世界でのレイドックの兵士長。自分の名前が気に入らず、子供の頃の兵隊ごっこで「ソルディ」と名乗っていたため、夢の世界ではソルディ兵士長となっている。現実世界では偽王子事件の責をゲバンに追及され、辺境の地に飛ばされ、魔物との戦いで戦死したとされる。のちにフランコが兵士長の後任となる。夢の世界のソルディはムドー討伐の任務中に行方不明となるが、はざまの世界に飛ばされており、後に牢獄の町で再会する。アクバーの手下として組織に潜り込み、囚われていた「大賢者マサール」と思われる人物を救い出そうとしていた。主人公たちに兵士の服を与え、革命時には反乱軍として活躍する。 フランコ 現実世界のレイドックの兵士。主人公が幼い頃から城に仕えていたらしく、ゲバンを快く思っていなかった。ゲバンに異を唱え、任を解かれ城を追われるが、後に呼び戻され兵士長となる。 ゲバン 声 - 星野充昭(CDシアター版) 現実世界のレイドックの大臣。レイドック王夫妻が眠りに就いていることをいいことに専制政治を行う。ムドー討伐のための兵力増強を謳い、その実自らの私腹を肥やさんと金貨50枚という莫大な税金を掛けるなどの圧政を敷き、国民には嫌われていた。偽王子事件ではそれを見破り、主人公を城から追い出す。王夫妻が目覚めた後は追放された。夢の世界ではレイドックに来た世界一の富豪となっており、足元を見る性格は変わらず。後に現実世界からやってきた国王によってレイドック城の地下牢に投獄される。本人は現実世界での記憶が無いため納得しておらず、見張りの兵士も首をかしげていたが、物語終盤では「詳しいことは解らないが、自分は本当に悪いことをしたような気がしてきた」と現実世界の自分と記憶が共有され始めたとも取れる発言をしている。小説版では後に牢獄の町で登場するゾゾゲルと同一人物である。
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