レアンドロ・セデーニョとは? わかりやすく解説

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レアンドロ・セデーニョ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/10 15:12 UTC 版)

レアンドロ・セデーニョ
Leandro Cedeño
埼玉西武ライオンズ #40
基本情報
国籍 ベネズエラ
出身地 ミランダ州グアティレ
生年月日 (1998-08-22) 1998年8月22日(26歳)
身長
体重
194 cm
118 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 一塁手指名打者
プロ入り 2014年 アマチュアFA
初出場 NPB / 2023年5月19日
年俸 1億6000万円(2025年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

レアンドロ・アルトゥーロ・セデーニョLeandro Arturo Cedeño1998年8月22日 - )は、ベネズエラミランダ州グアティレ出身のプロ野球選手内野手指名打者)。右投右打。埼玉西武ライオンズ所属。

経歴

プロ入りとカージナルス傘下時代

2014年8月19日にアマチュア・フリーエージェントでセントルイス・カージナルスと契約してプロ入り[2]2021年まで傘下のマイナーチームでプレーしたが、メジャーへの昇格はなく、同年オフに自由契約となった。

ダイヤモンドバックス傘下時代

2021年11月22日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ[3]2022年は傘下のAA級アマリロ・ソッドプードルズで開幕を迎えた。7月17日の試合では2015年のスタットキャスト導入以降では最長となる161mの本塁打を放った[4]。アマリロでは109試合に出場して打率.310、30本塁打、93打点を記録し、9月には自身初となるAAA級へ昇格した[5]。AAA級リノ・エーシズでは14試合に出場して打率.291、2本塁打、10打点を記録したが、メジャーへの昇格はなく、オフに自由契約となった。

オリックス時代

2022年12月27日にオリックス・バファローズと育成契約を結んだ[6]。背番号は121

2023年は二軍で24試合に出場して打率.378を記録し、5月19日に支配下選手登録された[7][8]。背番号は40。5月19日から21日までの北海道日本ハムファイターズとの3連戦では、19・20日が育成選手時代のユニフォームを着用[9]、21日は育成選手の山中尭之のユニフォームを借用して出場した[10]。7月4日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦(東京ドーム)で来日初本塁打を記録した[11]。さらに1週間後の7月11日の千葉ロッテマリーンズ戦では、育成入団した外国人選手として初となる満塁本塁打を記録した[12]。最終的に打率.244、9本塁打、34打点の成績を残す。

2024年は3月30日の対福岡ソフトバンクホークス戦(京セラドーム大阪)で5回一死一塁の打席でリバン・モイネロからシーズン初本塁打、及び決勝本塁打となる2点本塁打を放ち、チームのシーズン初勝利に貢献した[13]。5月は6日の対楽天戦(楽天モバイルパーク宮城)で4回二死二・三塁の打席で決勝本塁打、及び球団通算8888本塁打となる3点本塁打を放つ[14]も、同月の月間打率は.103と苦しみ、同月27日に出場選手登録を抹消[15]。6月12日に出場選手登録される[16]と、7月は1本も本塁打を放つことができず、同月14日に再び出場選手登録を抹消。同月26日に一軍に再昇格される[17]と、9月8日の対日本ハム戦から同月14日の対ソフトバンク戦まで4試合連続本塁打を記録した[18]。最終的に打率.260、15本塁打、37打点の成績を残すも、契約保留選手名簿から外れ自由契約となった[19]

西武時代

2024年12月14日に埼玉西武ライオンズが獲得を発表した[20]。背番号は40[21]。1年契約で年俸1億6千万円(推定)[22]

選手としての特徴・人物

驚異的な長打力が武器の右の大砲[23]

愛称は「レオ」で、ファンに「呼んで欲しい」と呼びかけている[21][24]

勉強家であり、来日後は日本語を熱心に勉強している[24]。オリックスの同僚とは覚えた日本語を交えながらコミュニケーションを取っている[24]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2023 オリックス 57 187 176 12 43 7 0 9 77 34 0 0 0 2 8 0 1 47 5 .244 .278 .438 .716
2024 98 334 304 29 79 9 0 15 133 37 0 2 0 2 23 5 5 97 15 .260 .320 .438 .758
通算:2年 155 521 480 41 122 16 0 24 210 71 0 2 0 4 31 5 6 144 20 .254 .305 .438 .743
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績



一塁












2023 オリックス 4 24 0 0 4 1.000
2024 43 295 15 0 22 1.000
通算 47 319 15 0 26 1.000
  • 2024年度シーズン終了時

記録

NPB

初記録

背番号

  • 121(2023年 - 同年5月18日)
  • 40(2023年5月19日 - )

脚注

  1. ^ 【オリックス】セデーニョと育成契約 2Aで30本塁打の右打ちの大砲 年俸4000万円”. 日刊スポーツ (2022年12月27日). 2023年5月21日閲覧。
  2. ^ Leandro Cedeno Stats & Scouting Report - Baseball America”. www.baseballamerica.com. 2023年5月19日閲覧。
  3. ^ Leandro Cedeño Stats, Fantasy & News” (英語). MiLB.com. 2023年5月19日閲覧。
  4. ^ 驚愕の“MLB最長弾”が「月まで飛んだ」 駐車場で弾んだ衝撃飛距離「なんてこった」」『Full-Count』2022年7月17日。2023年5月19日閲覧
  5. ^ Diamondbacks' Leandro Cedeno: Mashes way to Triple-A” (英語). CBSSports.com (2022年9月6日). 2023年5月19日閲覧。
  6. ^ 新外国人選手獲得のお知らせ」『オリックス・バファローズ』2022年12月27日。2023年5月19日閲覧
  7. ^ 支配下選手登録のお知らせ」『オリックス・バファローズ』2023年5月19日。2023年5月19日閲覧
  8. ^ 【オリックス】レアンドロ・セデーニョを支配下選手登録 第6の助っ人 ファームで打率3割7分8厘」『スポーツ報知』2023年5月19日。2023年5月19日閲覧
  9. ^ 【球界ここだけの話(3055)】支配下昇格のオリックス新外国人・セデーニョは大物!? 山本由伸が「いよいよ来たな」と太鼓判」『サンスポ』2023年5月21日。2023年5月24日閲覧
  10. ^ オリックス 今季初2桁得点!借り物ユニホーム「020」のセデーニョが先制二塁打」『デイリースポーツ online』2023年5月25日。2023年5月24日閲覧
  11. ^ セデーニョ、来日1号はバックスクリーン弾」『パ・リーグ.com』2023年7月4日。2023年7月12日閲覧
  12. ^ 【オリックス】セデーニョ育成入団外国人球団初の満塁弾「重圧のなかで自分を制御」3連勝導く」『日刊スポーツ』2023年7月11日。2023年7月12日閲覧
  13. ^ オリックス・セデーニョ 24年チーム初本塁打が決勝2ラン! 来日2年目の目標は「20本以上打ちたい」」『スポーツニッポン』2024年3月31日。2025年8月10日閲覧
  14. ^ オリックス「新・楽天キラー」セデーニョが決勝3ラン 今季6発中4発が楽天戦も「ラッキーなだけ」と笑顔」『スポーツニッポン』2024年5月6日。2025年8月10日閲覧
  15. ^ オリックス、チームトップの7本塁打、19打点のセデーニョを再調整で抹消 5月は打率・103と不振」『スポーツニッポン』2024年5月27日。2025年8月10日閲覧
  16. ^ 7連勝目指すオリックス セデーニョが1軍再昇格...7本塁打はチームトップ 前日好投の曽谷龍平や宜保翔ら抹消」『日テレNEWS NNN』2024年6月12日。2025年8月10日閲覧
  17. ^ 【オリックス】セデーニョ選手を再昇格 2軍戦の7試合に出場し2本塁打で打率.444をマーク 打線の起爆剤となれるか」『日テレNEWS NNN』2024年7月26日。2025年8月10日閲覧
  18. ^ オリックス チームトップ13本塁打のセデーニョが20日ソフトバンク戦欠場 体調不良のため」『スポーツニッポン』2024年9月20日。2025年8月10日閲覧
  19. ^ 【オリックス】セデーニョが自由契約へ 契約保留選手名簿から外れる 今季はチームトップの15本塁打を放つ」『日テレNEWS』2024年12月2日。2024年12月14日閲覧
  20. ^ レアンドロ・セデーニョ選手との契約を締結」『埼玉西武ライオンズ』2024年12月14日。2025年1月3日閲覧
  21. ^ a b 西武 前オリックス・セデーニョの獲得を発表「ぜひレオと呼んでください」広池新球団本部長は「長打力を補ってくれる戦力」」『デイリースポーツ』2024年12月14日。2024年12月14日閲覧
  22. ^ 西武、前オリックスのセデーニョ獲得 単年契約1.6億円」『日本経済新聞』2024年12月14日。2024年12月19日閲覧
  23. ^ オリ、長打力不足解消へ怪力助っ人リストアップ Dバックス傘下、レアンドロ・セデーニョ」『スポニチ Sponichi Annex』2022年11月24日。2023年5月24日閲覧
  24. ^ a b c 「レオと呼んで!」育成から昇格したオリックスの若き助っ人セデーニョがジャパニーズ・ドリームを叶える【オリ熱コラム2023】」『THE DIGEST』2023年5月24日。2023年5月24日閲覧
  25. ^ オリックス・セデーニョ、来日初安打で初打点「めっちゃうれしい!」大阪桐蔭高校吹奏楽部の〝援護〟を受け」『サンケイスポーツ』2023年5月21日。2023年5月21日閲覧
  26. ^ オリックス セデーニョが来日初本塁打 頓宮プロ初満塁弾に続いて田中将から記念弾連発」『デイリースポーツ』2023年7月4日。2023年7月4日閲覧

関連項目

外部リンク




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