村田怜音
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埼玉西武ライオンズ #99 | |
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2024年4月21日 俣野公園・横浜薬大スタジアム
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 三重県松阪市 |
生年月日 | 2001年8月4日(24歳) |
身長 体重 |
197 cm 115 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 一塁手 |
プロ入り | 2023年 ドラフト6位 |
初出場 | 2024年5月11日 |
年俸 | 750万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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派遣歴
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この表について
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村田 怜音(むらた れおん、2001年8月4日 - )は、三重県松阪市出身のプロ野球選手(内野手)[2]。右投右打。埼玉西武ライオンズ所属。
経歴
プロ入り前
松阪市立徳和小学校3年時に地元の軟式チームである揥水野球少年団で野球を始め[3]、松阪市立久保中学校では軟式野球部に所属[4]。身長は中3の時点で190cmを超えていた。岡林勇希は小中学校の同級生[4][5]。
三重県立相可高等学校では入学直後の打撃練習の際に右第一肋骨を骨折し、9か月間離脱[5]。回復した2年時は4番を務めたが、得意の打撃は振わなかった[6]。しかし猛練習の結果、1番打者となった3年春に打撃が一気に開花し、夏までに20本塁打を量産した[5]。3年夏の三重県大会は3回戦で敗退し、甲子園出場は果たせなかった[6]。この時本塁打を打つ姿に惚れ込んだ皇學館大学野球部監督の森本進からの熱心な勧誘もあり、高校卒業後は地元の大学でもある皇學館大学へ進学[7]。
東海地区大学野球連盟の三重学生野球リーグに所属する同大学野球部では、1年の秋季リーグ戦[注 1]から「4番・一塁手」に座り、チームのリーグ戦4連覇[注 2]に貢献。3年秋には打率.484、4本塁打、15打点の成績でリーグMVPを獲得し、4年春にも打率.500、3本塁打、15打点、さらに守備機会62で失策0という成績で、2度目のリーグMVPを獲得している[3]。大学通算本塁打は25本[8]。
2023年10月26日に開催されたプロ野球ドラフト会議において、埼玉西武ライオンズから6位指名を受け[8]、11月15日に契約金3000万円、年俸700万円で仮契約を結んだ[9]。背番号は99[9]。皇學館大学からは初のNPB所属のプロ野球選手となった[10]。担当スカウトは安達俊也[11]。
西武時代
2024年は5月10日までにイースタン・リーグ公式戦12試合に出場し、打率.351、2本塁打と結果を残すと、11日に一軍に初昇格。同日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(ベルーナドーム)で「6番・指名打者」で先発起用され[12]、先頭打者として回ってきた2回に内星龍の直球を左前に打ち、プロ初打席で初安打を記録した[13]。5月14日の対北海道日本ハムファイターズ戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)、4回に山崎福也から安打を放ちプロ初打点を記録する[14]。しかし、翌日の5月15日、対北海道日本ハムファイターズ戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)で7回の守備中、ファウルフライを追った際に一塁側のネットに顔面と左膝を強打し途中交代。検査の結果、左膝前十字靭帯損傷と診断され、翌5月16日に選手登録を抹消された[15]。5月17日、再度の検査で左膝後十字靭帯損傷に診断結果が訂正され、全治3か月と診断されたことが球団から発表された[16]。その後、怪我も順調に回復し9月23日のイースタン・リーグ公式戦から試合に復帰[17]。復帰後は6試合に出場。2024年の二軍成績は18試合出場、打率.357、本塁打2、打点13[18]、一軍での成績は4試合出場、打率.231、打点1でシーズンを終える。シーズンオフに50万円増となる推定年俸750万円で契約を更改[19]。11月23日から12月15日にかけて台湾で開催された2024アジアウインターベースボールリーグに山田陽翔、黒田将矢、モンテルと共に派遣され[20]、15試合出場、打率.260、打点2を記録した[21]。
選手としての特徴
身長190cmを超える恵まれた体格から高校時代・大学時代ともに25本塁打を放つ長距離砲[22]。プロ入り前までメディアからは体格にちなんで「伊勢のガリバー」、「伊勢のラオウ」と称されることが多かった[23][24]。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2024 | 西武 | 4 | 13 | 13 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | .231 | .231 | .231 | .462 |
通算:1年 | 4 | 13 | 13 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | .231 | .231 | .231 | .462 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
一塁 | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
||
2024 | 西武 | 2 | 11 | 1 | 0 | 2 | 1.000 |
通算 | 2 | 11 | 1 | 0 | 2 | 1.000 |
- 2024年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 初出場・初先発出場:2024年5月11日、対東北楽天ゴールデンイーグルス8回戦(ベルーナドーム)、「6番・指名打者」で先発出場[12]
- 初打席・初安打:同上、2回裏に内星龍から左前安打[25]
- 初打点:2024年5月14日、対北海道日本ハムファイターズ6回戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)、4回表に山﨑福也から中前適時打[26]
- 初本塁打:2025年8月2日、対千葉ロッテマリーンズ15回戦(ベルーナドーム)、10回裏に横山陸人から左越ソロ[27]
背番号
- 99(2024年[9] - )
脚注
注釈
- ^ 1年(2020年)の春季リーグ戦は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開催中止。
- ^ チームはその後も村田が卒業する4年(2023年)秋季まで優勝を重ね、リーグ戦10連覇を達成した。
出典
- ^ 「西武 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月27日閲覧。
- ^ 「ライバルは岡林勇希選手「スタメンで対戦する」 皇学館大・村田怜音選手が西武6位」『中日新聞Web』2023年10月26日。2023年11月21日閲覧。
- ^ a b 「村田副主将がMVP 東海地区大学野球の三重県春季リーグ 松阪在住」『夕刊三重電子版 YoMotto』2023年5月17日。2024年1月8日閲覧。
- ^ a b 「皇學館大・村田は伊勢が生んだ右のスラッガー 196センチの大砲は全国区経由のプロ野球選手を目指す」『スポーツニッポン』2023年7月3日。2024年1月8日閲覧。
- ^ a b c 尾関雄一朗「ドラゴンズの新星・岡林には負けじ! 三重県大学球界の196センチ長距離砲 ~ 村田怜音(皇學館大・新4年)」『中日新聞Web』2023年3月14日。2024年1月8日閲覧。
- ^ a b 大滝哲彰、森直由「今春以降で20HR 101kgの1番打者、プロ目指す」『朝日新聞社』2019年7月23日。2024年1月8日閲覧。
- ^ 「ドラフトウラ話《西武6位指名》「なぜ“無名地方大学”の男が指名された?」記者が完全密着…現場は“ドタバタ”「テレビの生中継どうしよう…」(2/4) - ドラフト会議」『Number Web』2023年10月29日。2024年3月9日閲覧。
- ^ a b 「【ドラフト会議】西武が6位で“伊勢のラオウ”村田玲音を指名 皇學館大から初のプロ野球選手」『Sponichi Annex』2023年10月26日。2023年11月21日閲覧。
- ^ a b c 「【西武】ドラ6皇学館大・村田怜音仮契約「ホームラン王を目標に」 背番号はメヒアの「99」」『日刊スポーツ』2023年11月15日。2023年11月21日閲覧。
- ^ 「西武、村田と入団合意 背番号は「99」 皇學館大初のNPB選手誕生 三重」『伊勢新聞』2023年11月16日。2023年12月2日閲覧。
- ^ 「【新入団選手スカウトに聞いた!】バットを振るその姿は、“おかわりくん”にも似ている。名門ではなく、あえて地元の高校、そして地元の大学を選んで進んできた196センチの大型新人は、ここからさらに高く強く伸びていく。」『埼玉西武ライオンズ』2023年12月25日。2024年5月14日閲覧。
- ^ a b 「【西武】初昇格のドラ6村田怜音「まずヒット1本打ちたいっす」6番DHでプロ初スタメン」『日刊スポーツ』2024年5月11日。2024年5月11日閲覧。
- ^ 「【西武】ドラ6村田怜音がプロ初打席で初安打「ゆくゆくは本塁打王を取れるような選手に」」『日刊スポーツ』2024年5月11日。2024年5月15日閲覧。
- ^ 「【西武】ドラフト6位村田怜音がプロ初タイムリーで初打点」『日刊スポーツ』2024年5月14日。2024年10月21日閲覧。
- ^ 「西武・村田怜音が左膝前十字じん帯損傷で長期離脱へ 15日の日本ハム戦で一塁ネット激突」『スポーツニッポン』2024年5月16日。2024年5月16日閲覧。
- ^ 「村田怜音選手の診断結果について」『埼玉西武ライオンズオフィシャルサイト』2024年5月17日。2024年7月12日閲覧。
- ^ 「ドラ6ルーキーの中島大輔、村田怜音に注目【9/27 パ二軍見どころ】」『スポーツナビ』2024年9月27日。2025年2月23日閲覧。
- ^ 「2024年度 埼玉西武ライオンズ 個人打撃成績(イースタン・リーグ)」『NPB 日本野球機構』。2025年2月23日閲覧。
- ^ 「【西武】ドラ6村田怜音 750万円で更改…5月に負傷も「一軍出場後のケガで良かった」」『東スポWEB』2024年11月16日。2025年2月23日閲覧。
- ^ 「【【西武】山田陽翔、黒田将矢、村田怜音、モンテルを台湾ウィンターリーグに派遣」『スポーツ報知』2024年11月19日。2025年2月23日閲覧。
- ^ 「村田怜音」『台湾WL|ウィンターリーグ情報』2024年12月15日。2025年3月20日閲覧。
- ^ 「【23年ドラフト下位指名】西武6位 飛距離に自信“レオのガリバー君”になる」『Sponichi Annex』2023年11月14日。2023年11月14日閲覧。
- ^ 「196センチ、伊勢の”インテリ”ガリバー皇学館大・村田怜音内野手は西武6位が指名、和製大砲候補にネットでは期待の声【ドラフト会議】」『中日スポーツ』2023年10月26日。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「【ドラフト会議】西武が6位で“伊勢のラオウ”村田玲音を指名 皇學館大から初のプロ野球選手」『スポーツニッポン』2023年10月26日。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「西武ドラ6村田 プロ初打席の初球で初安打 1メートル96&115キロ「レオのガリバー」初昇格」『スポーツニッポン』2024年5月11日。2024年5月11日閲覧。
- ^ 「西武の「ガリバー君」1メートル96の村田怜音がプロ初タイムリーで反撃!」『スポーツニッポン』2024年5月14日。2024年5月14日閲覧。
- ^ 「西武・村田怜音 プロ初本塁打は値千金の代打同点弾!十回に試合を振り出しに戻す」『デイリーニッポン』2025年8月2日。2025年8月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 村田怜音 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 99 村田 怜音 選手名鑑 - 埼玉西武ライオンズオフィシャルサイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
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