狩生聖真
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/24 22:56 UTC 版)
埼玉西武ライオンズ #46 | |
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 大分県佐伯市 |
生年月日 | 2006年12月25日(18歳) |
身長 体重 |
186 cm 74 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2024年 ドラフト3位 |
年俸 | 700万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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狩生 聖真(かりう しょうま、2006年12月25日 - )は、大分県佐伯市出身[2]のプロ野球選手(投手)。右投右打。埼玉西武ライオンズ所属。
経歴
プロ入り前
佐伯市立明治小学校2年生のときに『佐伯スラッガーズ』で野球を始め、佐伯市立昭和中学校では軟式野球部に所属。3年春[2]は県大会で優勝し、九州大会ベスト4[3]。中学までは投手も兼任していたが、主に遊撃手であった[2]。
佐伯鶴城高校へ進学すると、投手に専念し[2]、1年夏の大分大会では背番号12でベンチ入り。1年秋は背番号1を付けたが[3]、県大会では明豊との準決勝に敗れ[4]、高田との3位決定戦にも敗れ[5]、県4位であった[3]。エースとして臨んだ2年夏[2]の大分大会は鶴崎工業との3回戦で敗退[6]。2年秋は背番号10を付け[3]、県大会ではまたも明豊との準決勝に敗れたが[7]、杵築との3位決定戦には勝利し[8]、県3位であった。3年時は背番号1を付け[3]、3年春の公式戦で最速150km/hを計測[9]。3年夏の大分大会では3試合に登板し、計13回を投げて2失点[10]・14奪三振を記録したが[11]、大分との準々決勝で敗退した[12]。甲子園出場経験はなし[10]
2024年10月24日に開催されたドラフト会議にて、埼玉西武ライオンズから3位指名を受けた[11]。11月4日には契約金5000万円・年俸700万円(金額はいずれも推定)で仮契約を締結[1]。12月1日に新入団選手発表会が行われ、背番号は46と発表された[13]。担当スカウトは岳野竜也[14]。
選手としての特徴
186cmの長身から投げ下ろす[10]ストレートは最速150km/hを計測[9]。担当スカウトの岳野竜也は「持ち味はストレートの質感。球速だけでは測れないベース上での伸びがある」と絶賛する[15]。
ブレーキのあるチェンジアップ[16]など、5種類の変化球も持つが[11]、スライダーは本人が「変化の曲がり始めが早く、相手に見極められることも多い」と話す[17]。また、大きい変化で打者の目線を変えるような球種もなく[16]、本人も「変化球全般の精度をさらに上げていかないと“本物のストレート”は生きてこないと思っています」と話したように[17]、ストレートを生かすための変化球に課題を抱えている。
詳細情報
背番号
- 46(2025年[13] - )
脚注
注釈
出典
- ^ a b 「西武ドラフト3位・狩生聖真が仮契約 森下暢仁&源田壮亮と“同門”150キロ右腕、契約金の使い道は…」『Sponichi Annex』2024年11月4日。2024年12月6日閲覧。
- ^ a b c d e 「広島・森下暢仁を育てた名将のもとで急成長 佐伯鶴城の150キロ右腕が28年ぶりの甲子園目指す【高校野球大分大会】」『西スポWEB OTTO!』2024年7月4日。2024年12月6日閲覧。
- ^ a b c d e 「【ドラフト】西武・3位 狩生聖真(佐伯鶴城高) 育ち盛りの長身右腕/プロ野球ドラフト会議」『週刊ベースボールONLINE』2024年10月24日。2024年12月6日閲覧。
- ^ 「【試合結果】明豊―佐伯鶴城(準決勝) - 秋季大分大会」『スポーツブル』。2024年12月6日閲覧。
- ^ 「【試合結果】高田―佐伯鶴城(3位決定戦) - 秋季大分大会」『スポーツブル』。2024年12月6日閲覧。
- ^ 「【試合結果】鶴崎工―佐伯鶴城(3回戦) - 第105回全国高校野球選手権大分大会」『スポーツブル』。2024年12月6日閲覧。
- ^ 「【試合結果】明豊―佐伯鶴城(準決勝) - 秋季大分大会」『スポーツブル』。2024年12月6日閲覧。
- ^ 「【試合結果】佐伯鶴城―杵築(3位決定戦) - 秋季大分大会」『スポーツブル』。2024年12月6日閲覧。
- ^ a b 「夏の高校野球大分大会 プロ注目150キロ右腕好発進 スカウト熱視線 佐伯鶴城3回戦へ」『OBS NEWS 大分放送』2024年7月12日。2024年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月6日閲覧。
- ^ a b c 「【埼玉西武ライオンズ】1位で素材型の大型ショート齋藤大翔、2位では屈指のスラッガー渡部聖弥を指名」『DAZN News JP』2024年10月29日。2024年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月6日閲覧。
- ^ a b c 「佐伯鶴城の狩生聖真、西武が3位指名 「WBCで活躍できる選手に」」『朝日新聞デジタル』2024年10月24日。2024年12月6日閲覧。
- ^ 「【試合結果】大分―佐伯鶴城(準々決勝) - 第106回全国高校野球選手権大分大会」『スポーツブル』。2024年12月6日閲覧。
- ^ a b 「【西武】新入団選手発表会で新入14人の背番号発表 ドラ1斎藤大翔「2」2位渡部聖弥「8」に」『日刊スポーツ』2024年12月1日。2024年12月6日閲覧。
- ^ 「【担当スカウトが熱く推す⑨】聖夜に誕生した逸材は西口文也監督の現役時代に重なる立ち居振る舞い ベース板上でひと伸びする直球の質が光る」『埼玉西武ライオンズ』2024年12月25日。2025年1月25日閲覧。
- ^ 「西武復権は「佐伯鶴城高コンビ」に期待 2年前はドラ2外野手、今年はドラ3で150キロ右腕が加入「西口監督から学びたい」」『西スポWEBotto!』2024年10月30日。2024年12月6日閲覧。
- ^ a b 「【佐伯鶴城】狩生聖真 進路はプロ一本!日本を代表する投手を目指す」『Timely! WEB』2024年7月25日。2024年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月6日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 狩生聖真のページへのリンク