リムーバブル・ハードディスクドライブケースとは? わかりやすく解説

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リムーバブル・ハードディスクドライブケース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:36 UTC 版)

ハードディスクドライブ」の記事における「リムーバブル・ハードディスクドライブケース」の解説

一方で内蔵ハードディスクドライブ専用トレイカートリッジ固定し、そのトレイをリムーバブル・ハードディスクドライブケース(リムーバブル・ケースと略される場合が多い。名称が長いため本項でも略語用いる)と呼ばれる筐体格納することで疑似的リムーバブル・ハードディスクにしてしまう製品がある。これは前述のハードディスクドライブケースと内蔵ハードディスクドライブ用いた疑似外付けハードディスクドライブ利点加え取り外しが可能である点を活かして可搬性の向上と、ハードディスクドライブ入れ替え容易にし、なおかつ省スペースケーブル類が少しで済む(単なる外付けドライブ増設ではインターフェースケーブルや電源コードだらけになる)という特徴をもつ。 前述のカートリッジタイプでは、ドライブ生産中止などによりメディア使えなくなる場合があった。また、互換性のある上位機種少ないため、メディア容量増やしたい時は、ドライブメディア全て他のものに買い換えねばならない場合多かった。それに対してリムーバブル・ケースでは、ケースが手に入らなくなっても、他社ケース中身ディスク・ドライブ入れ替えれば続けて使える。また逆に手持ちケース中身ディスク・ドライブ変えるだけで、容量増加簡単に行えるという長所がある。 1998年 - 2000年以前では、リムーバブル・ハードディスクというとディスクのみをカートリッジ格納したリムーバブルメディア製品指していた。しかし、それらの製品群は、1998年 - 2000年ごろには他メディア押され販売中止終息製品続出したこのころ登場したこのリムーバブル・ケースは発的に普及し今日でも広く使われている。このためリムーバブル・ハードディスクはこのリムーバブル・ケースを指すことが多くなった。 なお、後述の「ハードディスクドライブそのものをカートリッジにした物タイプ製品で、メーカー独自のノートパソコン専用ハードディスクパックを外付けSCSIリムーバブル・ハードディスク内蔵IDEリムーバブル・ハードディスクとして利用できるアダプター発売されたこともあった(例として98NOTE内蔵ハードディスクパックをリムーバブルドライブとして利用する周辺機器など)。 2007年現在、1Uサイズからブレードサーバまで、SAS 2.5インチハードディスクドライブ用のリムーバブル・ハードディスクドライブケースを標準装備したサーバ機器多数発売されている。SASではホットスワップ動作規定されているので、稼動中の装置から容易にハードディスクドライブ取り出して交換する事ができる。 一部製品は、ソフト的にパラレルATA接続でのホットスワップ可能な物があった。ただし動作安定性確実性には難があり、さほど一般化することはなかった。 代表的な製品REX-Dockシリーズラトックシステム株式会社

※この「リムーバブル・ハードディスクドライブケース」の解説は、「ハードディスクドライブ」の解説の一部です。
「リムーバブル・ハードディスクドライブケース」を含む「ハードディスクドライブ」の記事については、「ハードディスクドライブ」の概要を参照ください。

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