リムーバブルメディアの用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 02:52 UTC 版)
「リムーバブルメディア」の記事における「リムーバブルメディアの用例」の解説
データの配布・受け渡し -- 単価が高価で巨大かつ環境に対しデリケートなハードディスクを渡すより、1枚あたりの単価が低廉なリムーバブルメディアの方が手軽。また、メディアによってはWrite Once Read Many(追加書き込み不可、読み取りのみ可)に設定することができる)ので、記録内容の改竄を防止できる。 データの持ち運び -- 自宅で作成したデータを勤務先へ持ち運ぶ。リムーバブルメディアはコンパクトで軽いため持ち運びが楽。また、耐衝撃性にも優れる。 ストレージの容量確保 -- あまり使わないが削除したくないデータをリムーバブルメディアに退避することで、普段使用しているストレージの空き容量を確保できる。 セキュリティ向上 -- コンピュータを起動している間コンピュータウイルスやクラッキングの影響を受けるハードディスクとは違い、必要なときにだけ接続するためこれらの影響を受けにくい。 故障に備える -- ドライブが故障してしまうと復旧が困難または不可能なハードディスクに対し、ドライブだけの故障ならドライブを買い替えれば済む。例えば、ハードディスクは雷サージを受けるとデータを損失することがあるが、リムーバブルメディアはメディアが取り出されていればドライブの交換だけで済み、データを損失することはない。 プログラムキー -- プログラムを起動するために必要なキーをリムーバブルメディアに入れることにより、特定の装置または特定の人のみが該当するプログラムを使用することができる。建築設計用ソフトなどに見られる。
※この「リムーバブルメディアの用例」の解説は、「リムーバブルメディア」の解説の一部です。
「リムーバブルメディアの用例」を含む「リムーバブルメディア」の記事については、「リムーバブルメディア」の概要を参照ください。
- リムーバブルメディアの用例のページへのリンク