ユーザーエージェント・スニッフィング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 07:23 UTC 版)
「ユーザーエージェント」の記事における「ユーザーエージェント・スニッフィング」の解説
ユーザーエージェント・スニッフィングとは、Webサイトが、ユーザーエージェントによって異なる内容を表示したり、特定のユーザーエージェントにのみ内容を表示することである。Vivaldiはこのような問題を回避するため、Chromeのユーザーエージェントを使用している。 マイクロソフトのOutlook 2003ウェブアクセスは悪名高い例であった。Internet Explorerで閲覧すると、他ブラウザより多くの機能が表示された。 携帯電話向けのウェブサイトでは、ベンダー間や新旧の機種の間で、携帯電話のブラウザの仕様がしばしば大きく異なるため、ユーザーエージェント・スニッフィングが行われた(後述のようにUser-Agentヘッダーの偽装が容易に可能であるため、IPアドレスをもとに携帯電話か否かを判断していることもあった)。機種間の表示の内容の違いは、小さい(例えば小さいスクリーンに合うように特定の画像のサイズを変える)こともあるし、あるいは非常に大規模のこともあり得る(例えばXHTML の代わりにWMLでページを表現する)。
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