ヤナーチェクとは? わかりやすく解説

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ヤナーチェク

【英】:Janáček, Leoš
[チェコ]  1854~1928

執筆者: 小崎 紘一

 レオシュ・ヤナーチェク生まれたのは1854年7月3日モラヴィアカントル(教師音楽家教会合唱指導者などを兼ねる)の家系であった。《イェヌーファ》に代表されるオペラ作曲家として知られるヤナーチェクだが、数少ないピアノ曲書かれその時々の心情がかなり具体的に反映されており、無視できないジャンルになっている

 30代中ごろからは故郷モラヴィア民謡採譜をはじめ、そのフィールドワーク作風直接関わってくることになる。同郷ドヴォルザークスメタナのように異国趣味的に取り入れるのではなく直接作曲語法として用いたのが特徴的で、後のバルトークコダーイらに先駆けた。

 同時に民族復興運動にも関心示し政治インスパイアされた作品少なくない。この要素はかつてライプツィヒヴィーンといった「本場」で彼が感じた民族的な疎外感や、郷土オーストリア支配下置かれていたことが転じて愛郷心という形で噴出したものであり、作曲民謡取り入れたこととも無関係ではない。

ピアノ独奏曲





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