モータースポーツ関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 06:11 UTC 版)
2007年のニュルブルクリンク24時間レースで、豊田はピットを共有していたアストンマーティンCEOのウルリッヒ・ベッツと意気投合。2011年のVLNシリーズ第9戦ではLFA・V12ザガートの2台を、豊田/ベッツ/飯田章/クリス・ポリットの4人で共有するというコラボレーションが実現した。決勝ではポリットのドライブ中にV12ザガードは大破してしまったが、メカニックの懸命の頑張りでなんとか修復。最後はV12ザガードをドライブする豊田と、LFAをドライブするベッツのランデブーフィニッシュが実現した。またこの交流をきっかけにトヨタ・iQをベースにしたアストンマーティン・シグネットが誕生した。 WRC参戦の際、シャーシ開発・チーム運用をトミ・マキネンに任せることに社内から強い反対の声があったが、豊田はマキネンを厚く信頼しており、結局彼に一任することに決まった。2017年ラリー・モンテカルロでトヨタがデビュー戦2位表彰台を飾った時、Jスポーツのスタジオにゲスト出演していた脇阪寿一のスマートフォンのTV電話越しに出演。家でリラックスしている状態でその喜びを語った。また2018年ラリー・フィンランドでは現地でトヨタの1-3フィニッシュに立ち会い、表彰台の中央に登った。 モータースポーツ活動に関しては「ファンを作り、もっといいクルマを作るため」と積極姿勢を示す一方で、F1に関しては「自分が社長でいる限り、トヨタのF1復帰は無い」と明言している。
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