モローデザインズ社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/31 11:48 UTC 版)
「ジョージ・モロー」の記事における「モローデザインズ社」の解説
1976年、カリフォルニア州バークレーにマイクロスタフ(Microstuf)という会社を設立し、ホビイスト向けのコンピュータの部品やアクセサリを設計・販売する事業を始めた。その後、シンカー・トイズ(Thinker Toys)に社名を変更した後、モローデザインズ(Morrow Designs)となった。彼が最初に設計した製品は、8進法で数値入力できるキーパッドを備えた8080ボードだったが、Altair 8800の2進数表記やスイッチ入力を好むホビイストには人気が出なかった。 この頃、S-100バスの規格の標準化に携わった。 その後、ビル・ゴッドバウト、チャック・グラント、マーク・グリーンバーグの協力を得て、ナショナルセミコンダクター PACE(英語版)を使用した16ビットマシンの開発を試みた。グラントとグリーンバーグは意見の相違により退社し、彼らはノーススター・コンピューターズを設立した。モローデザインズ社はその後、4KBのS-100メモリボードを販売した後、1977年にハワード・フルマーと共に新しいコンピュータの開発に挑戦した。モローらが開発したEquinox 100は、魅力的なキャビネットに収められたパワフルなマシンだった、Z80が急速に普及していた時期にIntel 8080を使用していたため、注目を集めることができなかった。モローデザインズ社は、S-100マシン用のフロッピードライブの販売に転向した。パッケージ(これは非常に人気があった)には、8インチ外付けドライブ、コントローラボード、CP/M、CBASICが含まれていた。
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