モリー (オランウータン)とは? わかりやすく解説

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モリー (オランウータン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/07 22:28 UTC 版)

モリー(1952年?–2011年4月30日)は、上野動物園、後に多摩動物公園で飼育されていたオランウータンである。オランウータン飼育の実績に乏しかった日本において、日本最初の事例となる出産をこなし、飼育下のオランウータンでは世界最高齢となる59歳まで生きた。晩年はクレヨンを使って絵を描くようになり、「モリー画伯」と親しまれた[1]。「モリ」[2]「モーリー」の表記もある。


  1. ^ “世界最高齢のオランウータン「モリー画伯」死ぬ”. MSN産経ニュース. (2011年4月30日). オリジナルの2011年5月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110502150715/http://sankei.jp.msn.com/life/news/110430/trd11043020530008-n1.htm 2022年10月8日閲覧。 
  2. ^ 「「モリちゃん」と命名 上野のオランウータン」『読売新聞』昭和31年(1956年)1月15日付夕刊3面。
  3. ^ a b 古賀忠道高橋峯吉『むかしといま 上野動物園』三省堂、1957年、97-100ページ。
  4. ^ a b 古賀忠道「世界でも珍しいオランウータンのお産」『動物夜話』〈科学者随想 1〉、雪華社、1966年、53-57ページ。
  5. ^ 「類人猿來たる ?妙な癖? 御婦人を輕蔑します」『東京朝日新聞』昭和11年9月19日付夕刊2面。
  6. ^ 「上野へまた珍客 猩々君けふ・お目見え!」昭和11年9月19日付夕刊2面。
  7. ^ 「可哀相な猩々」『東京朝日新聞』昭和12年1月10日付夕刊3面。
  8. ^ 「類人猿ジユー公死す わづか四ヶ月 寒さに弱つて」『読売新聞』昭和12年1月10日付夕刊2面。
  9. ^ 「日航機で都入り 類人猿オランウータン」『朝日新聞』昭和30年(1955年)11月5日付東京本社夕刊3面。
  10. ^ 「オランウータン 赤ちゃんが誕生 上野」『朝日新聞』昭和36年(1961年)6月2日付東京本社夕刊7面。
  11. ^ a b 「お乳はヒトまかせ…… オランウータンに赤ちゃん」『朝日新聞』昭和46年(1971年)8月26日付東京本社朝刊26面。
  12. ^ 中川志郎「動物園紳士録27 オランウータン 初子の出産」『うえの』第207号、上野のれん会編集部、1976年7月、10-13ページ。
  13. ^ 「お珍しや 孫ある身で赤ちゃん オランウータン」『朝日新聞』昭和50年(1975年)9月29日付東京本社夕刊11面。
  14. ^ 斉藤美奈子「悲痛な叫び、家族が抱き合い、睡眠不足… 東日本大震災で動物たち動揺 都内の4動物園・水族園、2週間閉園 施設一部壊れ、被災地から避難も」『毎日新聞』2011年(平成23年)4月21日付東京朝刊20面(東京)。
  15. ^ 石川隆宣「雑記帳」『毎日新聞』2011年(平成23年)5月1日付東京朝刊29面。


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