モターバ・ウイルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:47 UTC 版)
「アウトブレイク (映画)」の記事における「モターバ・ウイルス」の解説
劇中に登場する架空のウイルス。 高熱、下痢、全身や消化管からの出血などエボラ出血熱に似た症状を引き起こす(ウイルスの形状もエボラと似ている)が、体内に侵入すると驚異的なスピードで増殖を行い内臓を融解させて感染者を数日で死に至らしめ、致死率は100%と極めて高い。感染経路は、ジンボと彼の恋人アリス、ペットショップで宿主の隣の檻にいたサルなどが感染したウイルスは、血液などの液体を介した接触感染のみだが、ヘンリー以下シーダー・クリークの住民達が感染した変異株ウイルスはインフルエンザやコロナウイルス(新型コロナウイルス(COVID-19)含む)等で見られる空気感染も可能になっており、エボラ以上の致死率と感染力を併せ持つようになった。 名前の由来は感染が確認された村の近くを流れる「モターバ川」から。アメリカで発見された空気感染する変異株は「ヤンキー・モターバ」と呼ばれ、髭状の物質が生えているのが特徴である。映画では「宿主が原株とヤンキー・モターバの両方を保持している」と説明されているが、小説版では「原株がヘンリーの持病である喘息から遺伝子的影響を受けてヤンキー・モターバに変異した」と推測されている。
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