メディアコンバータとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > コンピュータ > IT用語辞典 > メディアコンバータの意味・解説 

メディアコンバーター

別名:メディアコンバータ,メディコン
【英】media converter, MC

メディアコンバーターとは、種類異な媒体ケーブルなど)を組み合わせて信号伝送を行う場合に、信号相互に変換する用途用いられる装置のことである。

一般的なメディアコンバーターの例として、メタルケーブル光ケーブル接続する装置がある。これは特に「光メディアコンバーター」などと呼ばれる場合が多い。光メディアコンバーターは、電気信号光信号へ、また光信号電気信号へと相互変換することで、メタルケーブル光ケーブルまたいだ信号伝送可能にしている。

また、アナログデータをデジタルデータ変換して転送する装置や、規格異な記憶装置間でデータ転送する機器などをメディアコンバーターと呼ぶ場合もある。

ネットワークのほかの用語一覧
ネットワーク接続:  輻輳  ケーブリング  LANケーブル  メディアコンバーター  ノード  RTT  サイレント障害

メディアコンバーター

(メディアコンバータ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/02 03:51 UTC 版)

メディアコンバーター

メディアコンバーター(英:en:Fiber media converter)は、メディコン、MCとも呼ばれるコンピュータネットワーク機器である。

概要

1990年代に登場し、2種類の異なるメディア(通信媒体)、主にメタルケーブル(電気通信)と光ファイバーケーブル(光通信)を相互接続するためのネットワーク機器である。

用途としては伝送距離の延長を必要とする大都市圏ネットワーク(MAN)から広大な敷地を持つ企業大学等の建物間で利用される。

メディアコンバーターの種類には、ネットワーク管理機能を備えた高密度のシャーシシステム、スタンドアロンデバイス拡張カードデバイス等がある。一部のデバイスでは、SNMP(Simple Network Management Protocol)、リンクステータスのプロアクティブ管理(光ファイバー切断やリンク損失の監視)、ネットワークマネージャーへのトラップ通知も行う。

メディア変換タイプ

メディアコンバーターは、イーサネット100メガビット・イーサネットギガビット・イーサネット、T1/E1/J1、DS3/E3、同軸ケーブルツイストペアケーブル等に対応する。

光ファイバーモードはマルチモード、シングルモード。芯数は1芯タイプもしくは2芯タイプ。複信も半二重通信、全二重通信。コネクタの形状も様々な種類が存在する。通信速度、通信距離などメディアコンバーターを対向に接続するにはそれらの種類が一致しているか考慮しなければならない。

主なメーカー

関連項目

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「メディアコンバータ」の関連用語

メディアコンバータのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



メディアコンバータのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2025 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【メディアコンバーター】の記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのメディアコンバーター (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS