村瀬1号【ムラセ1ゴウ】(食用作物)
登録番号 | 第13743号 | |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 村瀬1号 よみ:ムラセ1ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 村瀬義敬 | |
品種登録者の住所 | 徳島県小松島市坂野町島ノ内59-2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 村瀬義敬 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「コシヒカリ」の変異株から育成された固定品種であり、育成地(徳島県小松島市)における成熟期は極早生、草型が穂数、稈長が短の水稲、粳種である。草型は穂数、稈長は短、稈の細太はやや細、剛柔は柔、葉身毛茸の有無と多少は中、止葉の直立の程度はやや立、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや短、穂数はやや多、粒着密度はやや密、穂軸の抽出度は中、穂型は紡錘状、穎毛の有無と多少は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、護穎の色は淡黄、芒の有無と多少は無である。玄米の形は中、大小はやや小、粒色は淡褐、色沢は淡、精玄米千粒重はやや小、玄米の見かけの品質は上の下、光沢は良、香りは無、腹白の多少は少、胴割の多少は極少、食味は上の中である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は極早生、穂揃日数は中、穂発芽性は難、耐倒伏性は中、脱粒性は難、地上部全重はやや小、収量は中である。穂いもちほ場抵抗性は弱、葉いもちほ場抵抗性は中である。「なつのたより」と比較して、稈が柔らかいこと、止葉の直立の程度が立つこと等で、「コシヒカリ」と比較して稈長が短いこと、出穂期が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に育成者のほ場(徳島県小松島市)において、「コシヒカリ」の中から変異株を発見し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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