マリと歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 07:18 UTC 版)
「真希波・マリ・イラストリアス」の記事における「マリと歌」の解説
劇中ではマリによる、「三百六十五歩のマーチ」「真実一路のマーチ」(以上水前寺清子)「ひとりじゃないの」(天地真理)などの昭和の歌謡曲を歌うシーンがたびたび登場する。 評論家の中川大地は、歌手でもある坂本真綾がマリにキャスティングされたことについて、エヴァのヒット立役者でもあった大月俊倫のキングレコード・スターチャイルドレーベルで、綾波レイ役の林原めぐみが歌手活動をし、第三次声優ブームを率いた流れと対比して、ビクター・フライングドッグの看板アーティストである坂本は、スターチャイルドレーベルとの音楽性の違いも含めてそのオルタナティブ的存在であり「旧作世界の外部からの批評者たるマリの存在感を形成するうえで、存外に重要なファクター」であったと分析している。 また中川によれば、対比構造は林原が正式な劇伴として「今日の日はさようなら」などのフォーク/ニューミュージック系の楽曲をカバーし、坂本がサントラに収録されない歌謡曲カバーを劇中でマリとして歌っていたことにも見出される。
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