マネー (雑誌)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 03:04 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動CEO | Greg Powel |
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カテゴリ | 個人ファイナンス誌 |
刊行頻度 | 月刊(1月・2月を除く) |
総発行部数 (2012年) |
1,908,509[1] |
創刊号 | 1972年10月 |
最終号 | 2019年6月 |
発行元 | Ad Practitioners LLC |
国 | ![]() |
拠点 | ニューヨーク |
言語 | 英語 |
ウェブサイト | money |
ISSN | 0149-4953 |
『マネー』(Money)は、アメリカ合衆国の個人ファイナンスに関する月刊誌であったが、2019年6月に休刊となり、Webサイトのみの運営となっている。
1972年にタイム社により創刊され、2018年にメレディス・コーポレーションに買収された後、2019年にAd Practitioners LLCに売却された。
掲載される記事は、クレジットカード、住宅ローン、保険、銀行、投資から家計の問題に至るまで、個人ファイナンスの広い範囲をカバーしている。毎年「アメリカで最も住みやすい街」のランキングを発表していることでも知られる[2]。
2020年4月現在で、月間1000万人以上のユニークビジターを獲得している[3]。
歴史
『マネー』誌は、1972年10月にタイム社が創刊した[4]。
タイム社がワーナー・コミュニケーションズと合併してタイム・ワーナーとなってから、『マネー』誌と『フォーチュン』誌は同じタイム・ワーナー傘下のCNNが運営するCNNMoney.comのパートナーとなった。2014年にタイム・ワーナーからタイム社が分社化され、『マネー』は独自のウェブサイトMoney.comを開設した[5]。
2018年初頭にメレディス・コーポレーションがタイム社を買収したが、『マネー』誌などは同社の志向に合わないとして売却が検討された。売却の対象となった雑誌が次々に売却される中、『マネー』誌だけは売却先が見つからなかった。2019年4月、メレディス社は、『マネー』誌の印刷版の発行を中止し、オンライン版のMoney.comに投資することを発表した[6]。『マネー』誌の印刷版は2019年6月が最後の発行となった。印刷版の購読者40万人は、『キップリンガーズ・パーソナル・ファイナンス』誌に移管された[7]。
2019年10月、メレディス社は、『マネー』のブランドとウェブサイトを、製品レビューサイトConsumersAdvocate.orgを運営するプエルトリコに拠点を置くメディア・広告会社Ad Practitioners LLCに売却した[3]。売却条件は明らかにされなかったが、情報筋によると、売却額は2000万ドル強であり、メレディス社が2019年初頭に求めていた1000万ドルを上回っていた[8]。Ad Practitioners LLC は、『マネー』の印刷版の発行を再開する予定はないとしている。
脚注
- ^ “eCirc for Consumer Magazines”. Audit Bureau of Circulations (2011年6月30日). 2011年11月30日閲覧。
- ^ Delbridge, Emily (2019年11月21日). “The 8 Best Business Magazines of 2020”. The Balance Small Business. New York City: Dotdash. 2020年2月8日閲覧。
- ^ a b “Meredith Sells Money Magazine Brand, Nearly Two Years After Time Inc. Merger” (英語). Folio (2019年10月22日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “Top 100 U.S. Magazines by Circulation”. PSA Research Center. 2016年2月6日閲覧。
- ^ “Fortune, Money Spinoff From CNNMoney.com”. 2020年7月16日閲覧。
- ^ “Money Magazine Is No Longer for Sale, and It's Going Digital Only” (英語). www.adweek.com. 2019年4月26日閲覧。
- ^ Guaglione, Sara (2019年6月7日). “Kiplinger Acquires Portion Of 'Money' Magazine's Subscribers” (英語). mediapost.com. 2019年12月7日閲覧。
- ^ “Meredith sells Money.com to former Google exec's startup” (英語). New York Post (2019年10月22日). 2019年10月23日閲覧。
外部リンク
「マネー (雑誌)」の例文・使い方・用例・文例
- マネーロンダリングを行う
- マネージャーが全ての権限を持つ
- 部下をマネージメントする不器用な試み
- 彼は自称マネービルの専門家だ。
- 家族の幸福のことを考えて、彼女はマネービルを始めた。
- 私の夢は、ケアマネージャーになって、介護者の負担を減らすお手伝いをすることだ。
- 会議では在庫縮小に向けたサプライチェーンマネージメントについて議論された。
- 彼がプレイングマネージャーとして職務を全うするのは難しいかもしれない。
- 彼女は有名商品のプロダクトマネージャーに任命された。
- ベンダーマネージドインベントリーは通例略してVMIと呼ばれる。
- 彼はマネージマントチームに抜擢された。
- マネー・マーケット・アカウント(MMA/金融市場預金口座)
- マーケティングマネージメントとなると、わたしの職場で彼の右に出る者はいない。
- 地元の慣習や伝統などに明るい地元出身マネージャーの雇用は、トランスナショナルカンパニーが成功するための重要なカギである。
- マネージャーが顧客からのネガティブフィードバックにどう反応するかによって、その店舗の成功の可否が決まる。
- ハイパワードマネーは、日本で「マネタリーベース」、他の国では「ベースマネー」と称されることがある。
- 今日プライベートマネーは、商品やサービスを購入する都度に点数が溜まる「ポイントカード」の形態になっている。
- 複数の発展途上国におけるインフラ整備プロジェクトに、アラブ富豪のプライベートマネーが流入している。
- 人事考課に際しマネージャーは分散化傾向に陥らないようにする必要がある。
- マネージャーのエモーショナルリーダーシップはお店の業績に大きな影響を与える。
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