マドリード深宇宙通信施設とは? わかりやすく解説

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マドリード深宇宙通信施設

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 14:10 UTC 版)

マドリード深宇宙通信施設
Madrid Deep Space Communication Complex (MDSCC)
運営者 INTA / NASA / JPL
所在地 スペイン
マドリード州
ロブレド・デ・チャベラスペイン語版
座標 北緯40度25分53秒 西経4度14分53秒 / 北緯40.4314度 西経4.2481度 / 40.4314; -4.2481座標: 北緯40度25分53秒 西経4度14分53秒 / 北緯40.4314度 西経4.2481度 / 40.4314; -4.2481
標高 720 m
開設 1961
ウェブサイト www.mdscc.nasa.gov
望遠鏡 DSS 53[*], DSS 54[*], DSS 55[*], DSS 56[*], DSS 63[*], DSS 65[*]
ウィキメディア・コモンズ
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マドリード深宇宙通信施設(マドリードしんうちゅうつうしんしせつ、スペイン語: Complejo de Comunicaciones de Espacio Profundo de Madrid英語: Madrid Deep Space Communication ComplexMDSCC)はスペインマドリード州ロブレド・デ・チャベラスペイン語版に位置する地上局スペイン国立航空宇宙技術研究所(INTA)のためIngenieria y Servicios Aeroespaciales, S.A. (INSA) によって運用されている。

DSS-54、DSS-55、DSS-63、DSS-65、DSS-66と呼ばれる5基の大型アンテナがある[1]

ディープスペースネットワーク

マドリード深宇宙通信施設はアメリカ航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)が運用するディープスペースネットワークの一部となっている[2]。この施設は宇宙機の管制・制御、および収集された科学データ・画像データの受信に重要な二方向通信リンクを提供するディープスペースネットワークの能力に寄与している。

ディープスペースネットワークを構成する施設はマドリード以外にもアメリカ合衆国カリフォルニア州ゴールドストーン深宇宙通信施設オーストラリアキャンベラ深宇宙通信施設の計3基地がある。

役割

アンテナおよびデータ送信システムの役割としては以下のものがある

  • 宇宙機からのテレメトリーデータの収集
  • 宇宙機へのコマンド送信
  • 宇宙機のトラッキング
  • 電波天文観測の実行
  • 電波科学のため様々な電波の観測
  • ディープスペースネットワークのパフォーマンスの監視・制御

出典

関連項目

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