マザーボードとファームウェア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 17:45 UTC 版)
「書画カメラ」の記事における「マザーボードとファームウェア」の解説
マザーボードは画像処理で重要な役割を果たし、画像の品質を大きく左右する。 向上を続ける書画カメラの解像度と高いリフレッシュレートがリアルタイムで処理しなければならない多量のデータを生み出す。 書画カメラにはさまざまな自動化システムが内蔵されており、ユーザーの操作をできるだけ簡単にするように設計されている。 例えば、新しい被写体が示されると自動的に焦点設定を調整する自動追尾フォーカスや、オートアイリス、自動露出、オートホワイトバランス、オートゲインコントロールなどがある。 書画カメラには、情報を聴衆に示すために画像ディスプレイ装置が必要であるが、多様な使用方法を想定して、最近のマザーボードには、さまざまな接続ポートが用意されている。 HDMI、DVI、VGA、ディスプレイに接続するビデオポート、更に、プロジェクタ、モニター、およびTV会議システムに加えて、コンピュータやインタラクティブ・ホワイトボード(電子黒板)ヘ接続するためのインタフェースが用意されている。 これらのインタフェースは、通常はUSB、Network (LAN) とシリアルポート (RS-232) である。 さらに、外部のPCやラップトップは書画カメラに簡単に接続できるので、PowerPointプレゼンテーションとライブデモンストレーションの間の切り換えは容易である。 外部記憶装置を操作し、直接USBフラッシュドライブからファイルを読み出すか、またはプレゼンテーションの間、USBにスナップショットを保存できる書画カメラもある。 また、定期的なファームウェアアップグレードを提供し、新機能が開発されるとユーザがこれを搭載して利用できるようにしている書画カメラメーカーがある。
※この「マザーボードとファームウェア」の解説は、「書画カメラ」の解説の一部です。
「マザーボードとファームウェア」を含む「書画カメラ」の記事については、「書画カメラ」の概要を参照ください。
- マザーボードとファームウェアのページへのリンク