マザーボードの電圧設定機能を用いたカツ入れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/23 05:08 UTC 版)
「カツ入れ」の記事における「マザーボードの電圧設定機能を用いたカツ入れ」の解説
Intel 486世代以降の汎用的なマザーボードの場合、多種のCPUに対応させるため、供給電圧を変更できる機能が備わっている。ジャンパピンの差し替えやディップスイッチの選択により、何通りかの電圧を得ることができる。その設定方法はマザーボードの説明書に詳しく記載されているため、その組み合わせの中から希望するものを見つけて、その通りに操作すればよい。 しかし、この方法はいちいちマザーボードの表面にある部品を操作せねばならず頻繁な設定変更は面倒である。さらに、部品の組み合わせには限りがあり細かな電圧調整はできない。 年を追うごとにCPUの品種や定格電圧の指定が複雑になってきた結果、1999年~2000年ごろからはこの設定機能が廃止され、後述のBIOSによる電圧設定に取って代わられた。
※この「マザーボードの電圧設定機能を用いたカツ入れ」の解説は、「カツ入れ」の解説の一部です。
「マザーボードの電圧設定機能を用いたカツ入れ」を含む「カツ入れ」の記事については、「カツ入れ」の概要を参照ください。
- マザーボードの電圧設定機能を用いたカツ入れのページへのリンク