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マア・ノヌー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/01 02:55 UTC 版)

マア・ノヌー
(2019年)
フルネーム Ma'a Allan Nonu
生年月日 (1982-05-21) 1982年5月21日(42歳)
出身地 ニュージーランド ウェリントン
身長 1.82 m (5 ft 11+12 in)
体重 108 kg (17 st 0 lb)
学校 Rongotai College
ラグビーユニオンでの経歴
ポジション センターウィング
在籍チーム トゥーロン
All Black No. 1031
シニア経歴
チーム 出場 (得点)
2002-2010 ウェリントン・ライオンズ 61 (140)
2003-2015 ハリケーンズ 126 (240)
2011-2013 リコー 11 (30)
2013 ハイランダーズ 9 (5)
2015-2021 トゥーロン 93 (70)
2020-2024 サンディエゴ・リージョン 22 (20)
2021 East Coast 4 (0)
2025- トゥーロン 1 (0)
更新日:  2025年4月1日
代表
チーム 出場 (得点)
2003-2015  ニュージーランド 103 (155)
2007 ジュニア・オールブラックス 2 (10)
2007-2010 バーバリアンズ 2 (0)
更新日:  2025年4月1日
7人制代表
チーム 大会
2002-2004 7人制ニュージーランド代表 2
更新日:  2025年4月1日

マア・ノヌーMa'a Allan Nonu 1982年5月21日 - )は、フランス選手権トップ14RCトゥーロンに所属している、ニュージーランド出身のラグビーユニオン選手。

経歴

ロンゴタイ・カレッジ卒業、カレッジ在学時の1999年2000年にセカンダリースクール(日本の教育システムでいう中高一貫)代表に選出される。2001年、ウェリントン州代表の19歳以下チームに選出される[1][2]

2002年ニュージーランド州代表選手権(現ITM CUP)ウェリントン州代表に入り、ホークス・ベイ戦でデビュー。

2003年、スーパー12(現スーパーラグビー)のハリケーンズに入り、クルセイダーズ戦でデビュー[2]。同年、オールブラックスに初選出、6月14日、イングランド戦で代表デビューした。

ワールドカップ2003オーストラリア大会のニュージーランド代表に選出、予選プール3試合に出場する[3]

2004年7人制ニュージーランド代表として2試合に出場した[4]

2005年、ウェリントン州代表のキャプテン就任。スーパー12では7トライ、ブランビーズ戦ではハットトリックを達成、州代表選手権でも7トライ、ノースランド戦でハットトリック。オールブラックスのコーチであるグラハム・ヘンリーは「ヤング・タナ」と賞賛した[5][6]。タナとは、同年の国際試合すべてに勝利したオールブラックスのキャプテンだったタナ・ウマガのことである。

2006年、ノヌーはラグビーリーグ転向を示唆。2007年ワールドカップフランス大会にノヌーは代表に招集されなかったが、ジュニアオールブラックスに選出、リーグ転向は回避された。

2011年、ニュージーランド代表としてワールドカップ2011に出場し、優勝に貢献した[3]

2011年ブルースと2年契約。同年、リコーブラックラムズへの入団が発表された[7]2012年、リコーブラックラムズを退団[7]

2015年、イングランドで開催されたワールドカップ2015において代表に選出され、ニュージーランドの連覇に貢献した[8][3]。ワールドカップ後はフランス1部リーグトップ14RCトゥーロンに移籍した[2]

2019年ブルースに復帰。翌2020年メジャーリーグラグビーサンディエゴ・リージョンに移籍。同年、RCトゥーロンに復帰。2021年、サンディエゴ・リージョンに復帰[2][9]

2025年、フランス選手権トップ14RCトゥーロンに復帰した[10][11]

2025年3月29日、フランス選手権トップ14の2024-25シーズン第20節・カストル・オランピック戦に後半19分から途中出場し、トップ14リーグの最年長出場記録を更新した。この日ノヌーは42歳10か月8日で、2020年1月にカレーナ・ウィホンギが持つ最年長記録40歳98日を大きく超えた[12]

出典

  1. ^ Stuff”. www.stuff.co.nz. 2025年4月1日閲覧。
  2. ^ a b c d Ma'a Nonu” (英語). www.ultimaterugby.com. 2025年4月1日閲覧。
  3. ^ a b c Ma'a Nonu”. All Blacks. 2025年4月1日閲覧。
  4. ^ Nonu in sevens team, out of All Black trials” (英語). NZ Herald (2025年4月1日). 2025年4月1日閲覧。
  5. ^ Everything revolves around Umaga: Henry” (英語). The Sydney Morning Herald (2005年7月6日). 2025年4月1日閲覧。
  6. ^ Ma'a Nonu se relance à 41 ans aux Etats-Unis” (フランス語). www.rugbypass.com (2024年1月14日). 2025年4月1日閲覧。
  7. ^ a b マア・ノヌー 選手プロフィール”. ジャパンラグビートップリーグ. 2025年4月1日閲覧。
  8. ^ Rugby World Cup 2015: Ma'a Nonu honoured to become an All Black centurion in final Pool C match against Tonga” (英語). www.ultimaterugby.com (2015年10月7日). 2025年4月1日閲覧。
  9. ^ May 1982Wellington, Ma’a Nonu MNZM Nonu in 2019 Born Ma’a Allan Nonu 21 (2021年10月14日). “Ma’a Nonu” (英語). Ngāti Porou East Coast. 2025年4月1日閲覧。
  10. ^ 編集ラグリパ編集部 (2025年2月26日). “ウェルカム・バック! マーア・ノヌ、トゥーロン復帰の舞台裏 - ラグビーリパブリック”. 2025年4月1日閲覧。
  11. ^ 編集ラグリパ編集部 (2025年2月25日). “元オールブラックスのマーア・ノヌ、42歳で古巣・トゥーロンに復帰。出場すればTOP14最年長選手に。 - ラグビーリパブリック”. 2025年4月1日閲覧。
  12. ^ 編集ラグリパ編集部 (2025年3月31日). “42歳の元オールブラックスCTBマーア・ノヌがフランス・TOP14の最年長出場記録更新。 - ラグビーリパブリック”. 2025年4月1日閲覧。

関連項目

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