ポーツマス (原子力潜水艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ポーツマス (原子力潜水艦)の意味・解説 

ポーツマス (原子力潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/30 01:21 UTC 版)

艦歴
発注 1973年12月10日
起工 1980年5月8日
進水 1982年9月18日
就役 1983年10月1日
退役 2004年9月10日
その後 原子力艦再利用プログラム
性能諸元
排水量 満載:6,129 トン、
基準:5,755 トン
全長 110.3 m (362 ft)
全幅 10 m (33 ft)
喫水 9.7 m (32 ft)
最大速 水上25 kt (46 km/h)、
水中30+ kt (56 km/h)
潜行深度 290 m (950 ft)
機関 S6G reactor 1基
乗員 士官12名、兵員98名
モットー

ポーツマス(USS Portsmouth, SSN-707)は、アメリカ海軍ロサンゼルス級原子力潜水艦の20番艦。艦名はニューハンプシャー州ポーツマスに因んで命名された。その名を持つ艦としてはクリーブランド級軽巡洋艦24番艦(CL-102)以来4隻目。

艦歴

ポーツマスは1973年12月10日にコネチカット州グロトンジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボート社に建造発注され、1980年5月8日に起工した。1982年9月18日にヘレン・ポー・グッドリッチ夫人によって命名、進水し、1983年10月1日に艦長ドナルド・M・オルソン中佐の指揮下就役する。

就役の3週間後、ポーツマスは最初の任務、グラナダでの救援作業支援を行う。同任務の功績でポーツマスは合衆国軍遠征章(Armed Forces Expedition Medal, AFEM)を受章した。

1984年にポーツマスはカリフォルニア州サンディエゴを母港とする。ポーツマスは中国返還後の香港を訪れた最初のアメリカ海軍原潜であった。

ポーツマスは2004年9月10日にバージニア州ノーフォークで退役した。艦の設計寿命はまだ半分であり、核燃料の補給が必要であったが、コスト削減のため退役することとなった。

ポーツマスは第5艦隊ニミッツ戦闘グループと共に1995年から1996年にかけて展開した。この配備で海軍殊勲部隊章および第11潜水戦隊司令部 Battle "E" を受章した。

1997年は第7艦隊と共に展開し、海軍遠征メダルを受章している。

関連項目

外部リンク



このページでは「ウィキペディア」からポーツマス (原子力潜水艦)を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からポーツマス (原子力潜水艦)を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からポーツマス (原子力潜水艦) を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ポーツマス (原子力潜水艦)」の関連用語

ポーツマス (原子力潜水艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ポーツマス (原子力潜水艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのポーツマス (原子力潜水艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS