ホーレス・バズビー・モーウェン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/07 05:56 UTC 版)
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Horace Bussby Mowen アマルガメイティド転轍信号機製作所社長。祖父の代からタッガート大陸横断鉄道に転轍機や信号を収めている。 太鼓腹で背が低く、白髪混じりの金髪をしている。 ダグニーからリアーデン・メタル製転轍機の製作を依頼され、渋々応じるが、リアーデン・メタルの安全性を疑う(たかり屋たちに煽動された)世論の高まりを受け、途中で製作を下りる。タッガート大陸横断鉄道の株価が(たかり屋たちによる世論操作で)下落しきったタイミングで、同社の株式を、密かに姉名義で購入する。 自社の向かいにあったクイン・ボールベアリング社がコロラド州への移転を始めた際、日雇作業員として機械の搬出を手伝っていたオーウェン・ケロッグに、社会の変化に対する愚痴と、経済企画国家資源局の新しい調整官長ウェスリー・ムーチへの期待を語る。 リアーデン・メタルの安全性が証明され入手が困難になると、圧力団体を結成し、リアーデン・メタルを必要とする顧客すべてに等しく供給するように定める「公正分配法」の議会通過を働きかける。その後リアーデン・メタル製の転轍機を製造し、タッガート大陸横断鉄道の競合である大西洋南部鉄道に売り始める。 ハンク・リアーデンが法律違反を問われた裁判で、ハンクがたかり屋側の不当を訴えて執行猶予を勝ち取った1週間後、自分が率いるビジネスマンの団体で、失業者の子どもたちに遊技場を建設する基金を設立したと大々的に発表する。 ハンクが失踪し、有能なビジネスマンが雪崩を打って失踪したあとは、政府のプロパガンダ番組に、産業界を代表する人物として顔を並べるようになる。
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