ペックージェニィ【ペークージェニィ】(観賞樹)
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登録番号 | 第4389号 |
登録年月日 | 1995年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ペックージェニィ よみ:ペークージェニィ |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 1997年 3月 16日 | |
品種登録者の名称 | ポール ペクメッツ | |
品種登録者の住所 | フランス共和国 ウインゲン シュール モデール 67290 ラ プティット ピエール | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ポールペクメッツ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,(「オメガ」×無名実生種)に「コルペック」を交配して育成されたものであり,花房の形は単花咲,花色が濃赤,半剣弁,整形咲,微香の中輪花となる切花向きの品種である。 樹形は直立性,株立は普通,樹高は中である。開花枝の太さは中,新梢の色は赤紫,開花後の枝の色は淡緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さはやや短,基部の幅は普通,色は青銅,数は幹の部分,花枝の基部及び中央部は中,花首はほとんど無である。小葉の数は5枚以下,本葉の長さ及び幅は普通である。展開直後の若葉の色は赤紫,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は単花咲,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲,花の大きさは中輪,高さは中位,花弁表側の色は濃赤(JHS カラーチャート0408),裏側の色は濃赤(同0409)である。花弁の光沢は強,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は円形先端尖形,花弁の厚さは厚,硬さは硬,数は30~34枚である。花の香りは微香,開花時期は普通である。 「コルペック」と比較して,とげの数が幹の部分及び花枝の基部で少ないこと,花弁表側の色が濃赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の温室(フランス共和国)において,1985年に(「オメガ」×無名実生種)に「コルペック」を交配し,その実生の中から選抜し,これを増殖して試作し,諸特性が安定していることを確認して1987年に育成を完了したものである。 |
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