ベーベル - シュクオール・タラスプ(エンガディン線)
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「レーティッシュ鉄道」の記事における「ベーベル - シュクオール・タラスプ(エンガディン線)」の解説
路線長:49.4km 開通年:1908年7月1日 電気方式:交流11kV 16.7Hz 最急勾配:25パーミル 標高:1286.7-1710.2m 隧道:17箇所 橋梁:30箇所 エンガディン地方のアルブラ線のベーベルから、ドナウ川の支流であるイン川に沿ってオーバーエンガディンの下流部からウンターエンガディンの古くからの保養地であるシュクオールまでの区間を下っていく路線である。「エンガディン」は“イン川の”谷を意味しており、本路線は大きな勾配はなく、最大勾配である25パーミルの区間も一部であり、多くは平坦から20パーミルの間となっている。当初から電化で開業しており、本線系統では初の電化路線となっている。 途中にはスイス唯一の国立公園の玄関口であるツェルネッツ駅、スイスの文化財保護地域に指定されたグアルダの入口であるグアルダ駅などがあり、終点のシュクオール・タラスプ駅はローマ時代から知られる天然温泉の沸く保養地であり、ウンターエンガディンの中心地である。また、タラスプの名はシュクオール郊外にある11世紀の古城タラスプ城に由来する。 冬のエンガディン線、シャンフ-ツォーツ間 ツォーツ駅 シャンフ駅とその付近 イン川、サヤインス付近 スーシュ駅とその付近 アルデッツ駅とその付近 アルデッツ駅構内 シュクオール・タラスプ駅、ウンターエンガディン地方では駅舎の様式が異なる
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