ベンチャー‐キャピタル【venture capital】
ベンチャーキャピタル
ベンチャー・キャピタル
創業後間もない新興企業の場合、たとえ独創的な技術などを持っていたとしても、銀行からの融資を受けることができず、資金調達に苦労するケースがままあります。ベンチャー・キャピタルは、独創的な技術開発能力などを持つ高成長企業を発掘し、その企業に出資することによって資金面から企業経営の手助けを行います。そもそも経営体力に乏しい新興企業に投資するため、上場企業などへの投資に比べて高いリスクがつきまといますが、その企業がビジネスに成功し、株式を上場・公開するまでになれば、出資者として高い利益を得ることもできます。アメリカではシリコンバレーなどに多数のベンチャー・キャピタルが存在し、次世代企業の発掘を行っていますが、日本では銀行や証券会社系列のベンチャー・キャピタルが多く、本当の意味でリスクを取った出資が行われにくいと言われています。
ベンチャーキャピタル
ベンチャーキャピタル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 05:05 UTC 版)
ベンチャーキャピタル(venture capital、略称:VC)とは、ハイリターンを狙ったアグレッシブな投資を行う投資会社(投資ファンド)のこと。主に高い成長率を有する未上場企業に対して投資を行い、資金を投下する。経営コンサルティングなどを提供し、投資先企業の価値向上を図る企業も存在する。担当者が取締役会等にも参加し、経営陣に対して監視・コントロール・指導を行うこともある。事業会社が保有するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)は、VCの一種だが、フィナンシャルなリターンだけでなく、むしろ、ファンドの設立母体となった企業の新規事業立ち上げのために寄与する技術やアイディアなどの事業シーズを獲得するための情報探索のツール、新規事業立ち上げを推進する方策としてのVCファンドのことである[1]。
金融市場参加者 |
---|
投資信託・投資法人 |
- ^ a b CVC(コーポレート・ベンチャーキャピタル)についての基礎知識 - CVC JAPAN
- ^ a b c 『スタートアップの経済学-新しい企業の誕生と成長プロセスを学ぶ-』有斐閣、2022年8月1日、104-108頁。
- ^ “Japan Startup Finance 2022上半期”. INITIAL. 2022年12月12日閲覧。
- ^ a b c 科学技術振興機構(JST)報 第1449号
- 1 ベンチャーキャピタルとは
- 2 ベンチャーキャピタルの概要
- 3 概要
- 4 出典
ベンチャーキャピタル
「ベンチャーキャピタル」の例文・使い方・用例・文例
- ベンチャーキャピタルという企業
ベンチャー・キャピタルと同じ種類の言葉
- ベンチャー・キャピタルのページへのリンク